
「19歳の娘が『友達の家に泊まる』と言って、そのまま2日、3日と帰らないことが増えた」「連絡は取れるけれど、誰の家にいるのか聞くと話をそらされる」――。成人したばかりの娘の外泊が頻繁になり、実際の滞在先や生活の様子が分からないことを心配する親御さんからの相談があります。
19歳は法律上成人ですが、高校を卒業して間もない、大学や専門学校へ通っている、就職したばかりなど、まだ生活基盤が大きく変わりやすい時期でもあります。交友関係が広がり、家族へすべてを話さなくなること自体は珍しくありません。
そのため、友達の家に泊まることや数日自宅へ帰らないことだけで、危険な交際、犯罪、夜の仕事、家出などと決めつけることはできません。
一方で、外泊が以前より急に増えた、帰宅予定を聞いても曖昧、誰といるのかを一切話さない、荷物を少しずつ持ち出している、学校や仕事へ行っているのかも分からないといった変化が重なっている場合は、「友達の家」という説明だけで安心してよいのか、現在の生活拠点や日中・夜間の生活状況を確認したいと考えることもあります。
この記事では、19歳の娘が「友達の家」と言って何日も帰宅しない状態が頻繁になったケースをもとに、親が確認したいポイント、成人した娘のプライバシーへの配慮、素行調査で確認できる滞在先や生活実態、調査後の親子の対応について、ファミリー調査事務所 新宿支店が解説します。
この記事の内容
娘についてこのような変化はありませんか?
- 「友達の家に泊まる」と言って2~3日帰らないことが増えた
- 誰の家にいるのか聞いても詳しく答えない
- 帰宅予定を聞いても「まだ分からない」と言われる
- 以前より自宅で過ごす時間が大幅に減った
- 着替えや荷物を少しずつ外へ持ち出している
- 学校や仕事へ行っているのか分からない日がある
- 外泊するようになってから交友関係を話さなくなった
- 深夜や早朝に帰宅し、すぐにまた出かけることがある
- 家族から生活について聞かれることを強く嫌がる
- 問い詰めずに安全に生活しているかだけでも確認したい
19歳の娘が「友達の家」と言って何日も帰らない|相談内容概要
| 相談者 | 東京都新宿区に住む50代の母親 |
|---|---|
| 対象者 | 母親と同居する19歳の娘 |
| 最近の状況 | 「友達の家に泊まる」と言って2~3日自宅へ帰らないことが増えた |
| 連絡状況 | LINEでは連絡が取れるが、滞在先や一緒にいる人物については詳しく話さない |
| 母親の不安 | 本当に友人宅なのか、現在どこを生活拠点にしているのか、安全に生活しているのか分からない |
| 確認したいこと | 実際の滞在先、外泊中の日中・夜間の生活状況、頻繁に接触している人物 |
| 調査目的 | 娘を連れ戻すことではなく、現在の生活実態と安全面を確認する |
| 主な対象地域 | 新宿区を含む東京都内 |
「友達の家」と言って帰らない日が増えた19歳の娘を心配した母親
以下は、成人した子どもの生活状況や素行調査に関する相談をもとに、個人が特定されないよう内容を一般化したケースです。
相談者は東京都新宿区で暮らす50代の母親でした。19歳の娘と同居しており、娘は学校へ通いながらアルバイトをしていました。
以前から友人宅へ泊まることはありましたが、多くても月に1回程度で、翌日には帰宅していました。誰の家へ泊まるのかも母親へ簡単に話していたといいます。
しかし、数か月前から外泊の頻度が急に増えました。
「今日友達の家に泊まる」とLINEが来た後、翌日になっても帰らず、「もう一泊する」「今日はそのまま学校に行く」と連絡が来るようになりました。
最初は大学生くらいの年齢になれば友人との付き合いも増えるだろうと考え、母親も強く言いませんでした。
ところが、その後は週の半分ほど自宅にいないこともあり、着替えを取りに帰ってきても数時間後には再び外出するようになりました。
母親が「どの友達の家なの?」と聞くと、以前は名前を話していた娘が、「友達だよ」「何でそこまで言わないといけないの」と答えるようになりました。
さらに、帰宅したときの娘の服装や持ち物が変化し、以前聞いていた友人とは違う人物と行動しているのではないかと感じる場面もありました。
それでも母親には、娘が危険な人物と付き合っている、犯罪に関わっているといった具体的な証拠はありませんでした。
19歳の娘は成人しています。母親自身も、「心配だからといって何でも把握しようとするのは違うのではないか」と迷っていました。
一方で、何日も家へ帰らず、実際にどこで生活しているのかも分からない状況が続けば、万が一トラブルがあったときに何も分からないという不安もあります。
そこで相談者は、娘の交友関係をすべて調べたり、本人を無理に連れ戻したりするのではなく、「友達の家」と言っている外泊中に、実際にはどのような場所で生活しているのか、安全に過ごしているのかを必要な範囲で確認したいとして相談されました。

19歳の娘の滞在先を確認する前に注意したいこと
「何日も帰らない=危険な人物と暮らしている」と決めつけないことが重要です。
19歳は成人であり、友人宅、交際相手の住居、学校や仕事に近い場所などで過ごしている可能性があります。家族へ詳しい生活を話さないこと自体を問題とするのではなく、安全面や生活状況に具体的な心配があるかを整理してください。
成人した娘の滞在先が分からないからといって、本人のスマートフォンへ無断で位置情報アプリを入れたり、SNSのパスワードを推測してログインしたりすることは避けてください。
また、母親自身が娘の後を長時間つける、相手と思われる人物の住居周辺で待ち続ける、友人へ強く問い詰めるといった行動も、親子関係や相手方とのトラブルにつながる可能性があります。
まず確認したいのは、「連絡が完全に取れないのか」「本人の安否は確認できているのか」「学校や仕事へ通っている様子があるのか」「外泊先を話さないこと以外に具体的な異変があるのか」です。
本人から「帰りたくない」「家族と距離を置きたい」という意思が示されている場合は、その意思やプライバシーへの配慮も必要になります。
一方、突然連絡が途絶えた、本人が助けを求めるメッセージを送ってきた、暴力や監禁を示す情報がある、事件・事故の可能性があるなど緊急性が高い場合は、民間調査だけで判断せず警察への相談を優先してください。
「友達の家」と言って何日も帰らないときに考えられる6つの生活パターン
外泊先を決めつける前に複数の可能性を考えます
学校やアルバイト先で親しくなった友人宅へ泊まり、そこから通学・通勤しているケースです。親へ友人の名前や住所を詳しく伝えたくないだけという場合もあります。
親へ交際相手の存在を話しておらず、「友達の家」と説明して外泊しているケースです。交際相手がいるという事実だけで、危険な状況とは判断できません。
着替えや日用品を少しずつ持ち出し、週の大半を別の住居で過ごしているケースです。自宅が実質的な生活拠点ではなくなりつつある可能性があります。
一か所に住んでいるのではなく、友人宅や交際相手宅など複数の場所を行き来しているケースです。この場合は「滞在先」より生活パターン全体を確認する必要があります。
新しいアルバイトや夜間勤務によって、自宅へ戻る時間が合わなくなっている可能性もあります。ただし、帰宅時間が遅いことだけで夜職や問題のある仕事と断定しません。
家庭内の人間関係、学校、仕事、金銭、交際などについて話しづらい事情があり、自宅を避けている場合もあります。調査結果だけでなく、本人が相談しやすい環境を作ることも重要です。
実際に行った調査・対応|19歳の娘の滞在先と生活の様子を確認
今回の相談では、「娘が誰と会っているのか全部知りたい」という調査ではなく、母親が最も心配していた「何日も帰らない間、実際にどこを生活拠点としているのか」「安全に日常生活を送っている様子があるのか」という点に確認範囲を絞りました。
- 1.最近の外泊状況を時系列で整理
いつから外泊が増えたのか、何日程度帰らないことが多いのか、帰宅する曜日や時間帯、娘からどのような連絡があるのかを整理しました。 - 2.緊急性と安否を確認
連絡が完全に途絶えていないか、暴力や金銭トラブルを示すメッセージがないか、本人が助けを求めていないかなどを確認しました。緊急性が高い場合は警察相談を優先します。 - 3.確認目的を滞在先・生活実態に限定
娘の友人関係や交際関係を無制限に調べるのではなく、自宅を出た後の主な滞在先と、外泊中の日常生活を確認する方針としました。 - 4.自宅を出た後の行動を確認
対象となる日に娘が外出した後、公共の場所などから適法に確認できる範囲で移動先を確認しました。交通手段、立ち寄り先、移動時間などを時系列で記録します。 - 5.継続して滞在する場所を確認
娘が一定時間滞在する住居や建物が確認された場合、その後の出入りも必要な範囲で確認します。建物の内部をのぞき見たり、敷地へ無断で侵入したりすることはありません。 - 6.翌日の日中行動を確認
何日も帰宅しないケースでは、一晩の外泊だけでは生活拠点か判断できません。そのため必要に応じて翌日の外出状況、学校や仕事につながる行動なども確認します。 - 7.接触人物について確認できる事実を記録
特定の人物と行動している場合は、その接触状況を記録します。ただし外見だけで「彼氏」「危険人物」などと関係を断定しません。 - 8.生活パターンと確認できない部分を報告
滞在場所、外出・帰宅時間、日中の行動、確認された接触などを時系列でまとめ、実際に確認できた事実と推測できない事項を分けて報告しました。
特定の住居へ泊まったことだけで、その人物との関係や同棲を断定することはできません。
友人宅、交際相手宅、知人宅など複数の可能性があります。生活拠点かどうかを考える場合も、複数日の滞在状況や日中の行動などを組み合わせて確認する必要があります。
調査結果・解決結果|実際の滞在先と外泊中の生活状況を確認
調査対象となった日、娘は夕方に自宅を出た後、東京都内を移動し、ある集合住宅へ向かいました。
建物へ入った後、その日のうちに自宅へ戻ることはありませんでした。
翌朝、娘が同じ建物から外出する状況が確認されました。その後は学校や勤務先につながると思われる方面へ移動し、日中は通常の生活を送っている様子が確認されました。
別の日にも確認したところ、娘は同じ地域の建物へ向かっており、そこを継続的な滞在先として利用している可能性を考える材料が得られました。
建物では同年代と思われる人物との出入りも確認されました。ただし、その人物との関係が友人なのか交際相手なのかについて、調査で確認できる事実だけでは断定していません。
また、確認した期間では、母親が特に心配していたような、知らない場所を深夜まで転々とする行動や、直ちに危険な状況を示す具体的な行動は確認されませんでした。
一方で、母親が聞いていた「いろいろな友達の家に泊まっている」というイメージとは異なり、同じ場所で繰り返し過ごしている状況が確認されました。
母親には、建物の所在地や出入りの時間、日中の生活状況など確認できた内容を報告しました。
ただし、「そこに住んでいる」「特定の人物と同棲している」といった確認できない内容を断定することはしませんでした。
報告を受けた母親は、娘へすぐに「調べた」「誰の家なの」と問い詰めることは避けました。
代わりに、「帰らないこと自体を怒りたいわけではないけれど、何日も帰らないときは無事だと分かる連絡だけしてほしい」「困ったことがあればいつでも話してほしい」と伝えることにしました。
その後、娘から、親へ詳しく説明しづらかった交友関係と外泊について少しずつ話を聞けるようになりました。
素行調査の目的は、成人した娘の行動を親が管理することではありません。実際の生活状況を確認し、必要以上に不安を膨らませず、問題がある場合と見守れる場合を分けて考えるための材料にすることが大切です。
娘と連絡そのものが取れなくなった場合
今回の記事は、19歳の娘とLINEなどで連絡は取れているものの、何日も帰宅せず実際の滞在先が分からないケースです。突然連絡が取れなくなった、所在も安否も分からない場合は、素行調査ではなく人探し・所在確認を優先することがあります。
「友達の家」と言って帰らない娘を問い詰める前に
外泊が急に増えた、何日も帰らない、誰の家にいるのか話さない状態でも、すぐに危険な生活と決めつける必要はありません。
現在分かっている外泊日、帰宅時間、本人との連絡状況を整理し、安否確認が必要なのか、生活実態を必要な範囲で確認するのかを検討します。

19歳の娘の滞在先・生活実態を確認する素行調査の料金
19歳の娘の生活実態を確認する調査料金は、外泊する曜日や時間、現在分かっている情報、確認する日数、移動範囲などによって異なります。
「金曜日の夕方に出かけると日曜日まで帰らない」など外泊の傾向が分かっている場合は、確認日時を絞れる可能性があります。一方、外泊日が不規則な場合は、調査計画も変わります。
また、主な滞在先だけを確認する場合と、翌日の日中行動や複数日の生活パターンまで確認する場合でも、必要な調査時間は異なります。
まず母親が把握している外泊日、外出時間、帰宅状況などを確認し、調査開始前に必要な調査範囲とお見積りをご案内します。
| 調査・確認内容 | 料金 |
|---|---|
| 外泊日時・保有情報の整理 | 案件内容によりお見積り |
| 自宅を出た後の行動確認 | 案件内容によりお見積り |
| 主な滞在先・立ち寄り先の確認 | 案件内容によりお見積り |
| 翌日の日中の生活状況確認 | 案件内容によりお見積り |
| 複数日の生活パターン確認 | 案件内容によりお見積り |
| 写真・時系列を含む調査報告書作成 | 案件内容によりお見積り |
娘本人と話し合うことで外泊先や生活状況を確認できる場合は、必ずしも調査が必要とは限りません。調査を行う場合も、成人した本人の生活全体を無制限に確認するのではなく、親御さんが心配している具体的な部分へ範囲を絞ることが重要です。
担当調査員からのコメント
19歳の娘が何日も帰らないときの素行調査・生活実態調査FAQ
A. ご相談は可能です。ただし、19歳は成人でありプライバシーへの配慮が必要です。何日も帰宅しないこと以外にどのような心配があるのかを整理し、正当な目的と必要な範囲で調査可否を検討します。
A. 条件が整えば、自宅を出た後の移動先や継続して滞在する場所を確認できる場合があります。ただし、建物に入っただけで内部の人物関係まですべて分かるわけではありません。
A. 特定の住居への出入りや人物との接触が確認できる場合はありますが、人物との関係を外見だけで恋人と断定することはありません。確認できる行動と関係性の推測は分けて報告します。
A. 必ずしも家出とは限りません。本人と連絡が取れており、意思をもって友人宅などへ滞在しているケースもあります。突然連絡が取れず安否も分からない場合は、人探し・安否確認として対応を考える必要があります。
A. 状況によっては、本人への接触を目的とせず、現在の生活状況や安否につながる行動を必要な範囲で確認する方法を検討できます。
A. 本人の端末やアカウントへ不正にアクセスして位置情報を取得することはできません。依頼者が正当に把握している情報と、適法に確認できる行動情報から調査します。
A. はい。娘さんの顔写真、外出日時、服装、交通手段、連絡状況など、現在分かっている情報から調査可能性を整理します。
A. 外泊日や外出時間が分かっている場合は確認日時を絞りやすくなります。主な滞在先だけを確認するのか、複数日にわたる生活パターンまで確認するのかによって期間は変わります。
A. 調査時間、日数、移動範囲、必要な人員などによって異なるため、案件内容によりお見積りとなります。ご相談内容を確認し、開始前に調査範囲と費用をご案内します。
A. 対象者へ直接接触せずに行動を確認する方法があります。ただし、調査環境や対象者の行動によって難易度は異なります。必要性のない過度な追跡は行いません。
A. 暴力、脅迫、監禁、犯罪被害など生命や身体への危険が具体的に疑われる場合は警察への相談を優先します。法律上の対応が必要な場合は弁護士など適切な専門家への相談も検討してください。
A. 安全に生活している状況が確認できたのであれば、それも重要な結果です。成人した本人の意思を尊重しながら、外泊時には安否だけ知らせてもらうなど、親子で最低限の連絡方法を話し合うことも一つの対応です。
19歳の娘が何日も帰らず、実際の生活状況が分からない方へ
「友達の家にいる」と連絡は来るけれど、何日も帰宅しないことが増えた。どこで生活しているのか、誰と過ごしているのか分からず不安になることがあります。
ファミリー調査事務所 新宿支店では、成人した本人のプライバシーにも配慮しながら、現在の外泊状況や安否、確認したい生活実態を整理します。すぐに調査を行うのではなく、ご家族だけで確認できることと第三者による確認が必要なことを分けてご案内します。




新宿支店
19歳という年齢は、本人からすれば「もう成人なのだから自由にしたい」という気持ちが強くなる一方、ご家族から見ればまだ心配が大きい時期でもあります。
「友達の家に泊まる」と聞いていたのに何日も帰らない日が続くと、親御さんはどうしても悪い可能性まで考えてしまいます。しかし、外泊が増えたことだけで危険な交友関係や問題行動とは判断できません。
ご相談では、まず連絡が取れているのか、安否に問題がある兆候がないか、親御さんが本当に知りたいのは滞在先なのか生活全体なのかを整理します。そのうえで調査が必要な場合も、確認範囲を必要な部分に限定します。
調査後も、本人を責めるために結果を使うのではなく、「安全に生活していると分かれば見守る」「具体的な問題があれば必要な支援につなげる」という考え方が大切です。