
大学生の息子が、家族の知らない人の車で頻繁に出かけるようになった。迎えに来る車や人物が毎回同じとは限らず、息子へ「誰の車なの」「どこへ行くの」と聞いても、「友達」「ちょっと出かけるだけ」としか答えない。このような変化が続けば、親として交友関係や外出先を心配することがあります。
大学生になると高校生までとは異なり、大学、アルバイト、サークル、趣味、SNSなどを通じて交友関係が大きく広がります。家族が知らない友人の車へ乗ること自体は、必ずしも不自然な行動ではありません。
一方で、深夜に突然迎えが来る、年齢の離れた人物と行動しているように見える、行き先や友人について極端に話さなくなった、お金遣いや生活時間まで同じ時期に変化したという場合には、「単なる友人関係なのか」「何かトラブルへ巻き込まれていないか」と不安が強くなることもあります。
特に、最近ではSNSを通じて大学やアルバイト先とは関係のない人物と知り合うことも珍しくありません。しかし、SNSで知り合った、年上の人物と会っている、知らない車へ乗っているという理由だけで、闇バイトや違法行為、反社会的な人物との関係を断定することはできません。
重要なのは、大学生の息子の交友関係について家族が実際に確認している事実と、「もしかしたら」という推測を分けることです。
この記事では、大学生の息子が知らない人の車で頻繁に出かけるようになったケースをもとに、家族が最初に確認したいポイント、本人を問い詰める前の注意点、日中・夜間の行動や交友関係を確認する素行調査の考え方について、ファミリー調査事務所 新宿支店が解説します。
この記事の内容
息子にこのような変化はありませんか?
- 自宅近くへ知らない車が頻繁に迎えに来る
- 車を運転している人物について聞いても詳しく話さない
- 以前の友人とは違う人たちと行動するようになった
- 深夜や早朝に突然連絡が入り外出することがある
- 迎えに来る車や人物が日によって変わる
- 外出先や帰宅時間を家族へ話さなくなった
- アルバイト以外の収入があるように見える
- 高額な買い物や現金の所持など金銭面にも変化がある
- 複数のスマートフォンや見慣れない端末を使用している
- 交友関係について聞くと強く警戒するようになった
大学生の息子が知らない人の車で出かける|相談内容の概要
| 相談者 | 東京都内に住む50代の両親 |
|---|---|
| 対象者 | 相談者と同居する20歳前後の大学生の息子 |
| 相談のきっかけ | 家族が知らない人物の車が自宅近くへ迎えに来て、息子が頻繁に出かけるようになった |
| 家族が心配すること | 新しい交友関係、車の人物との関係、外出先、日中・夜間に何をしているのか |
| 手元にある情報 | 息子の写真、外出する曜日・時間帯、車の特徴、帰宅時間、本人から聞いている大学・アルバイト情報 |
| 調査目的 | 危険な人物との関係と決めつけず、頻繁に会っている人物や外出先など現在の生活実態を確認する |
| 主な確認地域 | 新宿区、新宿駅周辺、西新宿、歌舞伎町など本人が移動する生活圏 |
大学生の息子が知らない人の車で頻繁に出かけるようになった背景
以下は、成人した子どもの交友関係や生活実態について寄せられる相談内容をもとに、個人が特定されないよう一部を一般化したケースです。
相談者の息子は20歳前後の大学生で、両親と同居していました。大学へ入学してからアルバイトや友人との外出は増えていましたが、以前は「大学の友達と食事へ行く」「バイトが遅くなる」など、ある程度は家族へ予定を話していました。
変化があったのは数か月前でした。夕方になると自宅から少し離れた場所へ歩いて行き、停車していた車へ乗り込んで出かける姿を母親が偶然見かけました。
最初は大学の友人が迎えに来たのだろうと考えていました。しかし、その後も週に何度か同じような外出がありました。車の色や車種が違う日もあり、運転している人物が息子より年上に見えることもあったといいます。
母親が「最近、誰か車で迎えに来ているの?」と聞くと、息子は「友達だから心配しなくていい」と答えました。父親が詳しく聞いても、名前やどこで知り合った人物なのかまでは説明しませんでした。
さらに、以前は夜になると自宅にいることが多かった息子が、平日の夜にも出かけ、日付が変わってから帰宅するようになりました。大学やアルバイトについて聞いても以前より話さなくなったため、両親は交友関係そのものを心配するようになりました。
インターネットで調べるうちに、闇バイトや犯罪グループが若者を車で送迎するケースなどの情報を目にし、「息子も何か危険なことへ関わっているのではないか」という不安も生まれました。
しかし、この段階で確認できていたのは、知らない人物の車で複数回外出していること、帰宅時間が遅くなったこと、本人が交友関係を詳しく説明しないことでした。犯罪行為への関与を示す具体的な事実は確認されていません。
そこで両親は、息子へ「闇バイトをしているのではないか」と問い詰めるのではなく、実際に誰と会い、どのような場所へ行っているのかを必要な範囲で確認したいとして相談しました。

知らない車へ乗っているという理由だけで、車を追いかけたり運転者へ直接話しかけたりしないでください。
成人した息子にはプライバシーがあり、友人関係を家族へすべて説明する義務があるわけではありません。また、車のナンバーをSNSへ投稿して人物特定を呼びかけたり、本人のスマートフォンへ無断でアクセスしたり、位置情報アプリを勝手に設定したりすることも避ける必要があります。まずは家族が通常の生活の中で確認した日時や車の特徴、本人の説明などを整理します。
大学生の息子が知らない人の車で出かける6つのパターン
車で迎えに来る人物が家族の知らない相手でも、それだけでは関係性を判断できません
大学へ進学すると、高校時代まで家族が知らなかった友人が一気に増えます。アルバイト先の同僚や先輩が車で迎えに来て、一緒に食事や遊びへ出かけている場合もあります。
ゲーム、音楽、車、スポーツなどの趣味を通じてSNS上で知り合い、実際に会うようになることがあります。SNSで知り合ったという事実だけで危険な関係とは判断できません。
イベント、配送、現場作業など、複数人で移動する仕事を始めている可能性があります。本人が「友達」と説明していても、実際には仕事仲間という場合も考えられます。
家族へ交際相手の存在を話しておらず、恋人本人や共通の友人が迎えに来ているケースもあります。成人した本人が恋愛関係を家族へ話さないこと自体は不自然ではありません。
大学外のコミュニティへ参加し、社会人や年上の人物との交流が増えている場合があります。年齢差だけで危険人物とは判断せず、どのような場所でどのように行動しているのかを確認します。
仕事内容を説明しない、深夜に急な連絡で外出する、収入源の分からない現金が増えたなど複数の変化がある場合は注意が必要です。ただし、車で送迎されていることだけで闇バイトや犯罪への関与と断定することはできません。
大学生の息子の交友関係や何をしているか確認する調査・対応
今回のような相談では、「車の人物の身元を何でも調べる」という方針ではなく、息子が頻繁に外出する日時にどのような人物と接触し、どのような場所へ向かっているのかを必要な範囲で確認します。
- 1.最近の生活変化を時系列に整理
知らない車が迎えに来るようになった時期、曜日、時間帯、帰宅時間、大学やアルバイトの変化などを整理しました。本人から聞いている説明も併せて記録します。 - 2.確認済みの事実と家族の推測を分ける
「知らない人物の車へ乗った」「深夜に帰宅した」は確認した事実です。一方、「犯罪グループの車かもしれない」「闇バイトをしている」という部分は、この時点では推測として区別します。 - 3.確認する曜日・時間帯を絞る
過去の記録から車が迎えに来る可能性が高い曜日や時間帯を整理し、必要以上に長期間の調査を行わず、確認する意味のある日時を選定します。 - 4.息子の外出後の行動を確認
調査条件に応じて、公共の場所から確認可能な範囲で、車への乗車、移動先、立ち寄り先、滞在時間などを記録します。車両へ接近したり運転者へ接触したりすることはありません。 - 5.継続して接触する人物を確認
一度会った人物だけで交友関係を判断せず、同じ人物との接触が繰り返されているか、複数の人物と行動しているかなどを確認します。見た目だけで職業や属性を決めつけません。 - 6.外出先と本人の説明との整合性を整理
本人が「アルバイト」「大学の友達」「遊びに行く」と説明している場合、確認できた行動と大きな違いがあるかを整理します。住居内部や私有地へ侵入して確認するような調査は行いません。 - 7.調査結果をもとに家族の次の対応を決める
日時、接触人物、移動先など確認できた事実と、確認できなかった事項を分けて報告します。危険性が確認されない場合は調査を必要以上に続けず、本人との対話へ戻ることも検討します。
調査結果|知らない車の人物を危険と決めつけず交友関係と外出先を確認
想定ケースでは、息子が夕方に自宅を出た後、少し離れた場所で車へ乗り込む様子を確認しました。運転していたのは息子より年上に見える男性で、その後、別の場所でさらに数人の若い男女と合流しました。
グループは新宿方面へ移動し、飲食店や趣味に関連する施設と思われる場所へ立ち寄った後、数時間を一緒に過ごしていました。
別日に確認した際にも同じ男性との接触がありましたが、調査した範囲では、不審な荷物やカードの受け渡し、短時間で複数の場所を回る行動、指示を受けながら別人と接触するといった、両親が特に心配していた具体的な行動は確認されませんでした。
一方で、男性がどのような職業なのか、息子とどこで知り合ったのか、グループ内でどのような人間関係があるのかについては、行動確認だけでは断定できません。
そのため両親には、「年上の男性と複数回会っていた」という確認事実と、「危険な人物である」という評価は別であることを説明しました。
確認した範囲で緊急性を示す行動が見られなかったことから、調査を必要以上に広げず、両親は息子へ「付き合う友人を選べ」と責めるのではなく、「最近知らない車で出かけることが増えたので、何か困っていることがないかだけ心配している」と話すことにしました。
成人した大学生の交友関係は、親がすべて管理できるものではありません。調査の目的は、家族が知らない人物を排除することではなく、見えない部分を推測だけで危険視している状態から、確認できる事実をもとに次の対応を判断できる状態へ変えることにあります。
ただし、身分証明書を他人へ送っている、「もう抜けられない」と話している、家族への危害をほのめかされている、知らない荷物やキャッシュカードなどを扱っているといった具体的な危険兆候がある場合は対応が異なります。犯罪への関与や脅迫が疑われる場合は、家族だけで相手へ接触せず、警察への相談を優先してください。
深夜の外出や不審な仕事など、闇バイトにつながる兆候もある場合
知らない人の車へ乗っているだけでは闇バイトへの関与を判断できません。しかし、収入源の分からない現金、仕事内容を説明できない副業、複数端末、身分証明書の送信、脅迫などが重なっている場合は、安全確保を優先して状況を確認する必要があります。
「あの車は誰なのか」と問い詰める前に状況を整理しませんか
知らない人物の車で頻繁に出かける姿を見ると、親として悪い可能性まで考えてしまうことがあります。しかし、車や相手の見た目だけでは交友関係の実態を判断できません。
外出する曜日、時間帯、帰宅時間、本人から聞いている大学やアルバイトの状況などを整理し、何を確認すればご家族の判断につながるのかを検討します。

大学生の息子の交友関係・素行調査にかかる料金
大学生の息子の交友関係や外出先を確認する素行調査の料金は、確認したい曜日や時間帯、車が迎えに来る頻度、移動範囲、調査日数、家族が把握している情報などによって異なります。
たとえば、毎週決まった曜日の夕方に車が迎えに来る場合は、確認日時を絞れる可能性があります。一方で、外出日時が不規則で、車両や人物も毎回異なる場合は、調査方法を慎重に検討する必要があります。
ファミリー調査事務所 新宿支店では、ご相談内容と現在保有している情報を確認し、調査開始前に必要な範囲とお見積りをご案内します。成人した息子の生活すべてを確認するような調査を一律におすすめすることはありません。
| 調査・確認内容 | 料金 |
|---|---|
| 外出日時・保有情報の事前整理 | 案件内容によりお見積り |
| 特定日の行動確認 | 案件内容によりお見積り |
| 車両で移動した先の確認 | 案件内容によりお見積り |
| 接触人物・交友状況の確認 | 案件内容によりお見積り |
| 複数日の生活パターン確認 | 案件内容によりお見積り |
| 写真・時系列を含む調査報告書作成 | 案件内容によりお見積り |
車のナンバーを無理に確認しようとしたり、本人を追跡したりする必要はありません。家族がすでに把握している外出日時、車の色や形、帰宅時間、最近の写真などをそのままお伝えください。情報が少ない場合でも、確認目的から調査の必要性を検討します。
担当調査員からのコメント
大学生の息子の交友関係・素行調査についてよくある質問
A. ご相談いただけます。ただし成人した本人にはプライバシーがあるため、家族だからという理由だけで生活全体を確認するのではなく、具体的な心配事と調査目的を伺って対応可能な範囲を判断します。
A. 調査の過程で継続して接触する人物や行動状況を確認できる場合があります。ただし、外見や車だけを根拠に人物の職業、犯罪歴、所属などを断定することはありません。
A. 車両番号が分かれば何でも個人情報を取得できるわけではありません。調査目的と適法性を確認し、必要な事実を別の方法で確認できるかも含めて検討します。
A. 調査条件によって、公共の場所から確認可能な移動先や立ち寄り先を記録できる場合があります。私有地への侵入や住居内部の確認などは行いません。
A. 行動確認中に公共の場所で接触する人物を記録できる場合があります。ただし、一緒にいたという事実だけで友人、仕事仲間、恋人、危険人物などの関係性を決めつけることはありません。
A. 車で送迎されていることだけでは判断できません。仕事内容の分からない高額報酬、身分証明書の送信、複数端末、脅迫、不審な荷物やカードの受け渡しなど、具体的な兆候があるかを分けて考える必要があります。
A. 本人の承諾なくパスワードを突破したり、SNSやメッセージへ不正にログインしたりすることはできません。家族が正当に把握している情報から確認方法を検討します。
A. はい。外出する曜日、時間帯、帰宅時間、車の特徴、息子さんの最近の写真、大学やアルバイトについて聞いている内容など、現在分かっている情報から整理できます。
A. 行動パターンによって異なります。決まった曜日に車が迎えに来る場合は特定日の確認から始められることがありますが、継続性を見るため複数日の確認が必要になる場合もあります。
A. 調査時間、日数、必要な人員、車両移動の有無、移動範囲などによって異なるため、案件内容によりお見積りとなります。調査開始前に費用と調査範囲をご案内します。
A. ご相談内容や個人情報は慎重に取り扱います。行動確認を行う場合も発覚防止へ配慮しますが、対象者の警戒状況や移動方法によって難易度は異なるため、事前に条件をご説明します。
A. 犯罪行為や脅迫など具体的な危険が疑われる場合は、家族だけで関係者へ接触せず警察へ相談してください。緊急性がある場合は110番、緊急ではない警察相談については最寄りの警察署などへの相談を検討します。
息子の交友関係が見えず心配なご家族へ
「知らない人が毎回迎えに来る」「車でどこへ行っているのか分からない」「友達としか説明してくれない」という状況でも、それだけで危険な交友関係とは判断できません。
ファミリー調査事務所 新宿支店では、現在確認できている外出日時、車の特徴、帰宅時間、大学やアルバイトの状況などを整理し、調査が必要なのか、どこまで確認すれば家族の判断につながるのかをご案内します。




新宿支店
大学生のお子様について「知らない車が迎えに来る」というご相談では、車の人物を最初から危険な相手と考えないことが重要です。大学、アルバイト、SNS、趣味などを通じて、親御さんが知らない交友関係ができることは珍しくありません。
一方で、急に深夜外出が増えた、仕事内容を説明できない、収入源の分からない現金を持っているなど、複数の生活変化が同時に起きている場合には、何が起きているのか確認したいというご相談もあります。
調査を行う場合は、成人した息子さんの交友関係をすべて洗い出すのではなく、頻繁に車で出かける日時の行動など、ご家族が判断するために必要な範囲へ絞ります。危険性が確認されなければ、それ以上追跡せず、本人との対話へ戻ることも大切な判断です。