
恋人へお金を送った後も、毎朝「おはよう」と連絡が来る。夜には電話もあり、「愛している」「もう少しで会える」と言われる。そのため、「本当にロマンス詐欺なら、とっくに連絡が途絶えているはず」と考えていませんか。
送金後に連絡が続いていることは、一つの事実です。しかし、連絡が続いていることだけで、相手の氏名・仕事・生活・送金理由まで正しいと確認できたことにはなりません。
反対に、送金後も毎日連絡が来るという理由だけで、その相手をロマンス詐欺だと決めつけることもできません。実際の交際相手から金銭的な相談を受けるケースもあるため、重要なのは「連絡があるか、ないか」ではなく、送金前後で何が変わり、相手の説明をどこまで客観的に確認できているかです。
特に、最初の送金後も優しい連絡が続き、その後に別の理由で追加送金を求められている場合は、一度立ち止まってください。
この記事では、ファミリー調査事務所 新宿支店が、送金後も恋人から毎日連絡が来ているためロマンス詐欺か判断できない方に向けて、連絡頻度・会話内容・本人確認・送金理由・追加請求を分けて確認する方法を解説します。
この記事の内容
このような状況ではありませんか?
- 恋人へ送金した後も毎日LINEやSNSで連絡が来る
- 朝と夜に決まってメッセージが届くため相手を信用している
- 送金後も「愛している」「結婚したい」と言われている
- 電話やビデオ通話もあるため詐欺ではないと思っている
- 最初に送金したお金がまだ返ってきていない
- 連絡は続いているが実際に会う予定は何度も延期されている
- 送金後に別の理由で追加のお金を求められた
- 投資サイトでは利益が表示されているが出金できない
- 相手の本名・住所・勤務先を客観的には確認できていない
- 家族から詐欺ではないかと言われても、連絡が続くため信じ切れない
送金後も毎日連絡が来るロマンス詐欺のご相談概要
このケースでは「相手から連絡がある」という事実と、「相手の説明が正しい」という評価を分ける必要があります。
| 主な相談 | 恋人へ送金した後も毎日連絡が続いており、ロマンス詐欺を疑うべきか判断できない |
|---|---|
| 相手との関係 | SNS・マッチングアプリ等で知り合い、恋愛・結婚について継続的にやり取りしている |
| 確認する情報 | 送金前後の会話、連絡頻度、送金理由、追加請求、本人性、勤務先、生活実態、送金先 |
| 主な手がかり | SNS、LINE等のメッセージ、通話履歴、顔写真、電話番号、振込明細、銀行口座、ウォレットアドレス、投資サイト等 |
| 注意点 | 「連絡が続く=詐欺ではない」「送金した=必ず詐欺」のどちらにも決めつけない |
| 確認目的 | 追加送金を判断する前に、相手との関係と客観的に確認できる事実を整理する |
なぜ「送金後も連絡が続いている」だけでは判断できないのか
ロマンス詐欺について、「お金を受け取ったらすぐに連絡を絶つ」というイメージを持っている方は少なくありません。
実際に送金後に連絡が途絶えたり、SNSアカウントが削除されたりするケースはあります。しかし、それだけが金銭トラブルの形ではありません。
送金後も関係が続いている場合、相談者は「お金だけが目的なら、こんなに毎日話してくれないはず」と考えやすくなります。
ここで重要なのは、連絡の回数と、連絡の内容を分けることです。
毎日50通のメッセージが届いていたとしても、氏名、勤務先、現在地、返済予定、会う予定などについて具体的な確認ができていなければ、連絡量だけでは本人性や送金理由の裏付けにはなりません。
電話やビデオ通話についても同じです。画面に映る人物が実在することと、その人物が名乗っている氏名・職業・婚姻状況・生活拠点が正しいことは別の確認事項です。
また、送金後に「必ず返す」「日本へ行ったら返済する」「投資が満期になれば戻る」と説明されている場合は、言葉だけではなく、実際の返済・出金・来日の動きがあるかを確認します。
送金後も連絡が続くロマンス詐欺を疑う場面では、「連絡があるから信用する」のではなく、「連絡の中で説明された内容を確認できるか」という視点へ切り替えることが重要です。

「本当に詐欺なら今日から連絡しないで」と相手を試す前に、現在の記録を保存してください。
SNSプロフィール、アカウントID、メッセージ、通話履歴、送金先、振込明細、暗号資産の取引記録、投資サイトのURLや画面などを残します。追加送金を求められている場合は、疑問が解消するまで新しい支払いを止めることを検討してください。相手のアカウントへ不正にログインしたり、個人情報をインターネットへ公開したりする行為は避けてください。
送金後も連絡が続いているときに確認したい6つのパターン
毎日連絡が来るケースでも、送金後の会話を整理すると状況の違いが見えてきます。
連絡頻度ではなく「送金後の変化」を確認する
朝晩の挨拶や日常会話が変わらず続くケースです。連絡が続いていること自体は記録しつつ、返済や対面など具体的な約束が進んでいるかを別に確認します。
「あなたしかいない」「必ず結婚する」「一生忘れない」などの言葉が増えるケースです。愛情表現の真偽を推測するのではなく、その後の金銭要求との関係を時系列で確認します。
日常会話にはすぐ返信する一方、「いつ返すのか」「どこから返金するのか」と尋ねると回答が曖昧になるケースです。質問内容と回答をそのまま保存します。
治療費の後に渡航費、投資後に税金、荷物の費用後に保険料など、理由を変えて追加送金を求められるケースです。各請求を一つの金額にまとめず、名目別に整理します。
毎日連絡はできるのに、対面する予定になると仕事、事故、病気、家族事情などで延期されるケースです。延期された日付と理由を一覧にします。
「信用してくれないのか」と責める、急に冷たくなる、別の家族や担当者が説得を始めるなどの変化が見られるケースです。感情的に応酬せず記録を保存します。
送金後も連絡が続く相手について実際に行う調査・情報整理
確認の中心は「毎日連絡してくれる人が悪い人か」を判断することではありません。交際経緯、送金、返済・出金の約束、本人情報を同じ時系列に並べ、確認できる事実を増やします。
- 1.出会いから最初の送金までを整理
SNSやマッチングアプリで知り合った日、LINE等へ移動した時期、恋愛・結婚の話が出た時期、初めて金銭について相談された日、実際に送金した日を整理します。 - 2.送金後の連絡を日付順に保存
「おはよう」「愛している」といった日常会話だけでなく、返金、来日、対面、投資、病気などに関する発言を前後関係が分かる状態で保存します。通話履歴も日時が分かるように残します。 - 3.すべての送金を一覧化
いつ、誰から、何の理由で、いくら求められ、どの銀行口座・ウォレット等へ送ったのかを整理します。恋人本人以外の名義へ送金している場合も分けて記録します。 - 4.「連絡」と「約束の実行」を分ける
毎日連絡があるかだけではなく、「返すと言った日までに返したか」「会うと言った日に会えたか」「出金できると言われた日に出金できたか」など、具体的な約束が実行されたかを確認します。 - 5.本人性・仕事・生活情報を確認
相手が説明している氏名、勤務先、住所、生活拠点などについて、適法に確認できる情報と照合します。ビデオ通話をしている場合でも、映像の人物と説明されている経歴を別々に扱います。 - 6.送金後に登場した人物やサイトを整理
投資担当者、家族、医師、配送会社など別人物が登場している場合は、恋人本人とは分けてアカウント・連絡先・発言を保存します。投資サイト等がある場合もURLや表示内容を記録します。 - 7.確認済み・相手の説明・確認不能を分類
振込記録など客観的に確認できる事実、相手から聞いているだけの情報、現時点では確認できない事項を分けます。犯罪成立を推測で決めず、警察・金融機関・弁護士等へ説明できる形に整理します。
「毎日連絡が来る」という安心感と送金判断を分ける
確認した結果、相手の氏名、勤務先、生活状況などが説明と一致し、送金理由についても客観的な資料が確認できる場合があります。
反対に、毎日連絡は続いているものの、勤務先との関係を確認できない、住所が分からない、会う約束だけ延期される、最初の送金が返っていない状態で別の支払いを求められている、といった状況が確認される場合もあります。
ここで大切なのは、「毎日連絡が来る」という一つのプラス材料だけで、それ以外の未確認事項をすべて打ち消さないことです。
また、「詐欺かもしれないから今日すぐ別れる」という結論を急ぐ必要もありません。追加送金を止めた状態で、本人性、送金理由、返済状況、生活実態を確認し、その結果から関係を続けるか考える方法があります。
すでに銀行振込を行い、不審な追加請求が続いている場合は金融機関への相談を検討してください。暗号資産の場合は、利用した交換業者、ウォレットアドレス、トランザクションID、送付日時、数量などを保存します。
犯罪被害が疑われる場合は警察、返金請求や法的手続きを検討する場合は弁護士への相談が考えられます。調査会社が詐欺の成立や返金の可否を決定することはできませんが、相手の実態確認や、送金・連絡経緯を第三者へ説明できる資料として整理することは可能です。
ロマンス詐欺の特徴・送金後に保存する証拠をまとめて確認する
このページでは「送金後も毎日連絡が続いているため判断できない」という状況に絞って解説しています。ロマンス詐欺で見られる金銭要求、本人確認の回避、送金後の証拠保存、警察・金融機関・弁護士への相談について総合的に確認したい方は、次のページをご覧ください。
「毎日連絡が来る」と「確認できている事実」を分けて整理します
送金後も優しいメッセージや電話が続いている相手を、すぐに疑うことが難しいのは自然な状況です。
相手を詐欺師と決めつけるのではなく、送金理由、返済の約束、本人性、仕事、生活、追加請求について、確認できている事実を一つずつ整理します。

送金後も連絡が続く相手の事実確認・情報整理にかかる料金
料金は、現在保有している相手情報、送金方法、確認する人物数、本人性・勤務先・生活実態など、どこまで確認する必要があるかによって異なります。
メッセージと送金記録の整理だけで警察や弁護士への相談準備ができる場合と、相手の国内での勤務実態・生活状況・所在確認などが必要な場合では、調査範囲が異なります。
ご相談時に現在の記録を確認し、目的に必要な項目を絞ったうえで、調査開始前にお見積りをご案内します。
| 調査・対応内容 | 料金 |
|---|---|
| 送金記録・メッセージの時系列整理 | 案件内容によりお見積り |
| SNS・プロフィール・公開情報の確認 | 案件内容によりお見積り |
| 氏名・勤務先・本人性に関する確認 | 案件内容によりお見積り |
| 生活実態・所在・行動状況の確認 | 案件内容によりお見積り |
| 送金先・関係人物・投資情報の整理 | 案件内容によりお見積り |
| 警察・弁護士等への相談用報告書作成 | 案件内容によりお見積り |
すでに高額な送金があり、現在も追加請求を受けている場合は、調査より金融機関・暗号資産交換業者・警察・弁護士等への相談を優先した方がよい場合があります。情報整理だけで十分なケースに、現地調査を一律におすすめするものではありません。
担当調査員からのコメント
送金後も連絡が続くロマンス詐欺についてのよくある質問
A. 連絡が続いていることだけでは、ロマンス詐欺かどうかを判断できません。相手の本人性、送金理由、返済や出金の状況、追加請求などを分けて確認する必要があります。
A. 個別の相手がなぜ連絡を続けているのかは、本人の意図を確認できない限り断定できません。そのため動機を推測するのではなく、送金後にどのような約束があり、それが実行されているかを確認します。
A. ビデオ通話で顔を確認できたことと、その人物の氏名、職業、住所、婚姻状況、送金理由が正しいことは別です。人物の実在とプロフィールの事実確認を分けて考えてください。
A. 結婚について話していること自体では判断できません。実際に会う予定、生活拠点、家族への紹介、返済など、具体的な約束がどこまで進んでいるかを確認します。
A. 「税金」「保証金」「解除料」などの名目で追加送金を求められている場合は、すぐに支払わず、現在の記録を保存してください。銀行・暗号資産交換業者など利用したサービスへの相談も検討します。
A. 「返すと言っている」という説明と、「実際に返金された」という事実を分けます。返済予定日、金額、方法についてのメッセージを保存し、予定日を過ぎた場合の説明も記録してください。
A. SNSアカウント、電話番号、メール、顔写真、送金先口座、ウォレットアドレス、会話記録なども手がかりになります。情報不足の場合は確認できる範囲が限られるため、まず保有情報を整理します。
A. 相手の反応だけで詐欺かどうかを判断することは困難です。試すことより、現在残っているプロフィール、メッセージ、送金記録などを保存し、確認できる事実を整理することを優先してください。
A. 送金日時、金額、振込先、送金理由、相手とのメッセージを整理してください。銀行振込の場合は金融機関、暗号資産の場合は利用した交換業者、犯罪被害が疑われる場合は警察への相談を早めに検討します。
A. メッセージ・送金記録の整理だけの場合と、本人性、勤務先、国内での生活実態や所在確認まで必要な場合では異なります。保有情報と目的を確認して調査範囲を決めます。
A. 確認する人物数、保有情報、送金方法、現地確認の必要性などによって異なるため、案件内容によりお見積りします。調査開始前に範囲と料金をご案内します。
A. ご相談内容やお預かりした情報は慎重に取り扱います。調査方法についても対象者へ不用意に警戒されないよう検討し、目的に必要のない接触は行いません。
毎日連絡が来ていても、追加送金の前に一度事実を整理できます
「今も電話しているから詐欺とは思えない」「送金したけれど関係は変わっていない」という段階でもご相談いただけます。
ファミリー調査事務所 新宿支店では、連絡が続いていること自体を否定材料にも信用材料にも決めつけず、送金履歴、返済の約束、本人性、仕事、生活実態などを分け、次の判断に必要な事実を整理します。




新宿支店
「詐欺なら連絡を切るはずなのに、今も毎日話しています」というご相談では、連絡の有無だけで結論を出さないことが重要です。毎日メッセージが届くことは確認できる事実ですが、相手の氏名、勤務先、住所、送金理由まで確認できたことにはなりません。逆に、連絡が続いているだけで相手を詐欺師と決めることもできません。送金した日、返すと言われた日、会う予定だった日、追加のお金を求められた日を同じ時系列に並べると、確認すべき点が見えやすくなります。追加送金を求められている場合は、まず現在の記録を保存し、疑問が解消するまで新しい支払いを止めることを検討してください。