つきまとい|依頼事例
深夜の退勤後、まったく心当たりのない人物に後をつけられていた件です。写真も撮れていない、相手が誰かも分からない。それでも「実在して、繰り返している」ことまでは示せました。警察が動いたのは、そこからです。
東京都新宿区・大久保エリア/20代女性/1K賃貸/飲食(新宿区内の店舗・深夜帯の勤務)
この事例の要点
- 相手は不明。心当たりがまったくない(30〜40代くらいの男性・黒い上着・声はかけてこない)
- 7月から約2か月。退勤後、店を出て5分ほどの地点から後ろにいる
- 休みの日の昼にも駅前で見かけた → 店の客ではないかもしれないと思った
- 写真はゼロ。怖くて振り向けなかった
- 店長・友人に話しても「酔っ払いじゃないの」「気のせいかも」
- 調査は行動調査(逆尾行)3日間・深夜1時〜4時・調査員2名
- 2日目と3日目に同一人物を確認。店の前ではなく、別の通りで待ち構えていた
- 費用は約240,000円(深夜帯のため公表料金表の上の方)
- 氏名・住所の特定には至っていません。それでも被害は止まりました
ご相談に至るまでの経緯
深夜帯のお仕事です。退勤は深夜1時を回ります。
起きたことの時系列
- 7月|退勤後
- 店を出て5分ほどの地点から、同じ人物が後ろにいた
- 7月|同じ週に2回
- 同じ人物。距離は20〜30m。縮めても離れてもこない
- 8月|コンビニ
- 立ち寄ると外で待っていた
- 8月|自宅の通り
- マンションの手前で引き返していった
- 9月|休みの日の昼
- 駅前で見かけた。勤務と関係のない時間帯
ご相談のきっかけは⑤でした。勤務時間と関係なく現れたことで、「店の客ではないかもしれない」と思われたからです。
④がいちばん不気味です。マンションの手前で引き返している。つまりどこに住んでいるかを、すでに知っている動きです。声をかけてこないのも同じで、接触が目的ではないということになります。
「気のせい」と言われ続けていた
店長にも友人にも話しておられます。返ってきたのは「酔っ払いじゃないの」「気のせいかも」でした。
悪気があって言っているわけではありません。話を聞いた側には、判断する材料がないからです。
相手が分からないと、何が止まるか
- 周りに信じてもらえない「同じ人がいる気がする」は、聞いた側には確かめようがありません。ご本人が疑われているわけではなく、材料がないだけです
- 警察に出せるものがない氏名も写真もない状態では、警察の側も誰に何をすればいいかが決まりません
- 自分でも確信が持てなくなるいちばん苦しいのがここです。怖いのに、自分の感覚を疑いはじめます
この方は写真を1枚もお持ちではありませんでした。怖くて振り向けなかったとのことです。それが普通だと思います。深夜の人通りのない道で、後ろを向いてスマホを構えるのは、かなり危ない行為です。
ご依頼いただいた調査
調査の内容
- 調査区分行動調査(逆尾行)
- 日数・時間帯3日間/深夜1時〜4時
- 調査員2名
- 範囲勤務先からご自宅までの経路
- 逆尾行とはご本人を尾行するのではなく、ご本人の後ろにつく人物がいるかどうかを、さらに後ろから見るやり方です。相手が分からない件は、ここから入ります
ご本人には、いつもどおり歩いていただきます。経路も変えません。調査員がどこにいるかもお伝えしません。ご本人の動きが普段と変わると、相手も出てこないからです。怖い思いをしていただくことになるので、ここは必ず事前にご説明しています。
実際にかかった調査費用
約240,000円でした。
金額と、その理由
- 該当する区分行動調査(3日間)。公表料金表では約100,000円〜300,000円
- この件の金額約240,000円。範囲内で、上の方です
- 上の方になった理由深夜1時〜4時という時間帯です。この帯はいちばん単価が上がります
- 比較同じ3日間・2名でも、19時〜22時だった別の件は約145,000円でした。時間帯で約95,000円変わります
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2日目と3日目に、同一人物を確認しました。
記録できたこと
- 待ち構えていた場所店の前ではありませんでした。店を出てから5分ほどの、別の通りです。ご本人が「5分ほどの地点から」とおっしゃっていたのと一致します
- 人物の記録服装・体格・歩き方・靴を写真で記録しました。顔が写らない角度でも、同一人物だと示せます
- 生活圏離脱した後の方向から、おおよその生活圏までは把握できました
- できなかったこと氏名・住所の特定には至りませんでした。そこは正直にお伝えしています
その後|名前が分からないまま、止まりました
- 1.報告書を持って警察へ
3日のうち2日、同一人物が同じ経路で待機し追従している。日時・場所・服装・行動が時系列で並びます。 - 2.警察のパトロールが入った
該当の時間帯・該当の経路に。誰かが特定されたからではなく、場所と時間が特定されたからです。 - 3.ご本人側の運用も変えました
退勤経路の変更、防犯ブザーの携行、店舗からタクシーを使う。調査と同時に進めています。 - 4.結果
パトロールが入った後、その人物は確認されなくなりました。
相手が誰だったかは、最後まで分かっていません。それでも止まりました。「特定できなければ意味がない」と思っておられる方が多いのですが、止めることと、名前を知ることは別の話です。
相手が分からない件で、何ができるか
「名前も顔も分からないのに、調べられるんですか」と必ず聞かれます。できます。ただ、できることの中身が変わります。
相手が分からなくても示せること
- ① 実在していること「気のせい」ではないという一点。これが示せるだけで、周りの反応が変わります
- ② 繰り返していること同じ人物が、同じ時間に、同じ経路で。警察が見ているのはここです
- ③ 偶然ではないこと待機している、経路を先回りしている。たまたま同じ方向だった人との違いが、ここで出ます
- ④ 場所と時間パトロールの対象になるのは、人ではなく場所と時間です。この件はそれで動きました
逆に、こちらから氏名や住所を突き止めにいくことはしません。相手に接触もしません。そこから先は警察の領域です。自転車や車に乗っている相手なら、ナンバーが1枚撮れた時点で話が早くなることもあります(「自転車の人物につきまとわれた|ナンバーが撮れて相手が判明した依頼事例」がその件です)。
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- 1.振り向いて写真を撮ろうとしない
いちばん危ないので先に書きます。深夜の人通りのない道では、特にやめてください。記録は別の方法で取れます。 - 2.日付と、どこからついてきたかをメモする
「9月◯日・店を出て5分の交差点から」。この「どこから」が、後で効きます。待機場所の見当がつくからです。 - 3.服装・持ち物の特徴を1つだけ覚える
全部は無理です。黒い上着、同じリュック、自転車。1つで構いません。同一人物かどうかの判断に使えます。 - 4.コンビニや店に入って、出てくるまでを見る
外で待っていたかどうか。偶然同じ方向だった人は、待ちません。ただし、無理に試さないでください。 - 5.誰か1人には言っておく
信じてもらえなくても構いません。言った日付が残ることに意味があります。 - 6.身の危険を感じたら110番
当社は警察ではありません。緊急の保護はできません。
「気のせい」と言われている方へ
写真がなくても、名前が分からなくても、お話は伺えます。どの区間で、どこから後ろについてくるか。それが分かれば調査の組み立てはできます。
調査が要らないと判断した場合は、そうお伝えします。

匿名でのご相談も可能です/新宿エリア対応
よくあるご質問
A. できます。この件も、ご相談の時点で写真はゼロでした。いつ・どのあたりから後ろについてくるかが分かれば、調査は組めます。
A. この件は名前が分からないまま止まりました。パトロールの対象になるのは人ではなく場所と時間です。「実在して、繰り返している」が示せれば、そこは動きます。
A. いつもどおり歩いてください。経路も変えません。調査員の位置もお伝えしません。普段と動きが変わると、相手が出てこないためです。怖い思いをしていただくことになるので、事前に必ずご説明します。
A. しません。当社が相手に接触することはありません。記録を取って報告書にするところまでです。その先は警察が動きます。
A. できます。この件は深夜1時〜4時でした。ただし深夜帯は単価が上がります。この件は3日間で約240,000円でした。
A. 出ないこともあります。その場合も、実施した分の費用はかかります。着手の前に必ずその旨をお伝えしています。出なかったときに何を材料にできるかも、あわせてご説明します。
最後に
この方がいちばんつらかったのは、つけられていたことそのものより、周りに信じてもらえなかったことだったと思います。
「酔っ払いじゃないの」と言われると、言い返せません。こちらに材料がないからです。そのうち自分の感覚のほうを疑いはじめます。
調査で出たのは、特別なことではありません。同じ人物が、同じ経路で、待っていた。それだけです。
でも、それが紙になった時点で、「気のせい」ではなくなりました。
新宿支店|ファミリー調査事務所
つきまとい・ストーカー・嫌がらせのご相談を承っています。新宿区全域に対応しています。
匿名でのご相談も可能です。その場での契約はお願いしていません。
匿名でのご相談も可能です/新宿エリア対応

相談員より
店の前で待っていなかったことが、この件では大きい点でした。店の前で待つ人は、たいてい客です。この人物は離れた通りで待っていました。つまりどの道を通るかを知っていて、見つかりにくい場所を選んでいる。ご本人が「客ではないかもしれない」と感じておられたのは、正しかったということになります。