家族の身辺確認|娘さんのナイトワーク
帰宅が明け方になった。財布の中身が急に増えた。見たことのないブランドの袋が部屋にある。聞いても「友達といた」としか言わない。「もしかして」と思った瞬間から、頭から離れなくなる。そういうご相談を、新宿支店では毎月お受けしています。
ご相談の入り口は、ほとんどが同じ言葉です。「やめさせたいわけじゃないんです。ただ、危ない目に遭っていないかだけ知りたい」。働いていること自体より、誰といるのか、安全なのか。親御さんが本当に見ているのは、そこです。
このページでは、まずご家族が自分で確認できることを書きます。そのうえで、当社が何を確認できて何を確認しないのかを、同じ基準ではっきり分けます。読んだ結果「調査は必要ない」という判断になっても構いません。むしろ、そう決められる状態になることが目的です。
このページで分かること
- 「働いているかもしれない」と感じるときに出ている、具体的な変化
- その変化が、まったく別の理由で起きていることもある、ということ
- 問い詰める前に、やってはいけない4つのこと
- ご家族が自分で確認できる範囲と、その手順
- 未成年・学生の場合に、話が変わるところ
- 探偵に確認できること・確認しないこと、費用の目安
「もしかして」と思うとき、何が見えているのか
ご相談を伺うと、きっかけになった変化は驚くほど共通しています。ひとつだけでは何とも言えませんが、いくつかが同時に起きているときは、生活のどこかが変わっているサインです。
ご相談で多く挙がる5つの変化
- 時間出かける時間が夕方以降に固定された。帰宅が深夜から明け方。平日と休日の区別がなくなった。昼まで寝ている日が増えた
- お金現金の持ち方が変わった。学費や家賃を突然自分で払うと言い出した。収入の説明が「単発のバイト」で止まる。逆に、お金があるはずなのに困っていることもあります
- 持ち物服や化粧品の系統が変わった。ブランド品が増えた。大きめのバッグを毎回持って出るようになった(着替えを入れている場合があります)
- 連絡スマートフォンを伏せて置くようになった。通知音を切った。「誰と」の質問だけ答えが曖昧になる。SNSの公開範囲が急に変わった
- 態度疲れ方が以前と違う。話しかけると身構える。家族の前で電話を取らなくなった。逆に、やたらと明るく振る舞うこともあります
新宿という土地柄、ご相談の多くは「歌舞伎町の方向へ出かけているようだ」という話から始まります。ただ、新宿は乗り換えの街でもあります。新宿駅で降りたことと、歌舞伎町にいたことは、別のことです。ここを混同したまま話を進めると、事実と違う前提で家族が動くことになります。
その変化が、別の理由であることもあります
ここを飛ばさずに書きます。ご相談のうち一定の割合は、ナイトワークではありませんでした。
実際にあった別の理由を挙げます。深夜帯の物流倉庫や飲食店のシフトに入っていた。交際相手の家に泊まっていた。友人の家に避難していた。SNSで知り合った相手とのやり取りを隠していた。大学を辞めていて、それを言い出せなかった。体調を崩して昼夜が逆転していた。
そして、こちらのほうが深刻な場合もあります。お金を渡す側になっていたケースです。交際相手や知り合いに要求されて立て替えている、投資やマルチ商法の話に乗ってしまっている、SNSで知り合った相手に送金している。「収入が増えた」と見えていたものが、実は借入だったということも起こります。
つまり、見えている変化が示しているのは「何かが起きている」ということまでで、「何が起きているか」ではありません。ここを親御さんが自分の想像で埋めてしまうと、問い詰めの内容がずれます。そして、ずれた問い詰めをされた側は、口を閉じます。
本人に危険が及んでいる可能性を感じる場合は、事実確認より先に安全の確保です。連絡が数日取れない、明らかに怯えている、体に傷がある、知らない相手から金銭の要求が来ている。こうした状況があるときは、緊急でなければ♯9110(警察相談専用電話)、危険が迫っている場合は110番をお使いください。当社にご相談いただく場合も、この点は最初にお伝えしています。
問い詰める前に|やってはいけない4つのこと
ご相談を受けていて、いちばん多く聞く後悔がこれです。「先に聞いてしまって、それから一切話さなくなりました」。
この4つは、先にやらないでください
- スマートフォンを勝手に見る成人したお子さんの端末を無断で見ることは、家族であっても問題になり得ます。何より、見たことが分かった時点で、それ以降の会話が成立しなくなります
- GPSを持ち物に入れる本人の所有物や車に無断で取り付けることはできません。当社もお受けしていませんし、ご自身でも行わないでください
- 店に直接行って確かめる親御さんが店舗に行って本人を探す。これはご本人の立場を壊します。その場にいる他の人の目もあり、辞めさせるどころか帰る場所をなくすことになりかねません
- 親族や友人に聞いて回る「あなたのところの娘さん、こうらしい」という話が、本人の耳に戻ります。確証がない段階で人に話すと、家族が情報源だと分かった時点で信頼が切れます
もう一つ、法律の話ではありませんが実務上とても大事なことがあります。「働いているかどうか」を最初の質問にしないでください。
この問いは、本人にとっては「イエスかノーか」しか答えのない詰問です。ノーと言えば嘘をつくことになり、イエスと言えば責められると分かっている。どちらにも進めないので、黙るか、話をそらすかになります。
代わりに聞けることがあります。「困っていることはないか」「お金のことで誰かに頼まれていないか」。入り口が安全と金銭の話であれば、答えられる余地が残ります。
ご家族が自分で確認できること
調査を依頼するかどうかを決める前に、手元でできることがあります。そして、これをやっておくと、仮に依頼になった場合も調査範囲が絞れて費用が下がります。
手元でできる4つの整理
- 第一|出入りの時間を、日付ごとに書き出す
- 出かけた時間と帰った時間だけで構いません。2週間分並べると、曜日の偏りが出ます。「週末だけ」なのか「平日の決まった曜日」なのかで、見えるものが変わります
- 第二|服装と持ち物の変化を記録する
- 出かけるときの格好と、帰ってきたときの格好。違っているなら、どこかで着替えています。大きめのバッグの有無も同じ意味を持ちます
- 第三|お金の流れを、責めずに聞ける範囲で確認する
- 学費・家賃・携帯代を誰が払っているか。急に「自分で払う」と言い出していないか。逆に、以前より足りていない様子はないか。増えているのか減っているのかで、話がまったく変わります
- 第四|公開されている範囲のSNSを見る
- 鍵のかかっていない投稿、プロフィール、フォロー関係。ここまでは誰でも見られる範囲です。ログインが必要な範囲に入ったり、別人を装って接触したりはしないでください
この4つを2週間続けると、多くのご家庭で「いつ・どこへ向かっているか」の輪郭までは見えます。そこで十分だと判断されるなら、調査は不要です。
いま、どの段階にいるか
- 連絡が取れない・危険を感じる → 記録より先に警察へ。♯9110または110番
- 変化は感じるが、まだ書き出していない → 第一段階。2週間の記録から
- 記録はある。行き先の方向までは分かった → ここで十分な場合があります
- 記録はあるが、誰と一緒なのか・安全なのかが分からない → ご相談ください
未成年・学生の場合は、話が変わります
ここは分けて書く必要があります。18歳未満の場合、風俗営業等の店舗で働かせることは法律で禁じられています。本人が希望していたとしても、雇用した側の問題になります。
この場合、ご家族が取れる手段は増えます。警察の少年相談、学校、自治体の相談窓口。成人の場合と違い、公的な窓口が動ける余地があります。緊急でなければ♯9110、各都道府県警には少年相談の専用窓口もあります。
18歳以上であれば、働くこと自体は本人の判断です。ご家族が「やめさせる」ことはできません。ここは、はっきりお伝えしています。できるのは、危険な状況に置かれていないかを確認することと、本人が戻りたくなったときに戻れる場所を残しておくことです。
学生の場合、もう一つ確認しておきたいことがあります。在籍しているかどうかです。ご相談のなかには、休学や退学をしていて、それを言い出せずに生活が変わっていた例があります。学費の納入状況は、保護者であれば学校に確認できる場合があります。
探偵に確認できること・確認しないこと
当社がお受けするのは、行動調査です。ご本人が実際にどこへ向かい、どういう場所に出入りし、誰と一緒にいるのかを、公道や公共の場所から確認して記録します。
当社の範囲
- 確認できる自宅を出てからの移動経路と行き先。出入りしている建物。同行者の有無と、その関係性の見当。これが何日・どの時間帯に繰り返されているか。日時入りの写真と時系列の報告書
- 確認できる危険な兆候の有無。特定の人物が毎回送迎している、複数人に囲まれている、深夜に別の場所へ移されている。安全に関わる部分は優先してご報告します
- 確認しない店舗内での勤務内容。店内に入って確かめることはしません。源氏名や在籍の有無を店に問い合わせることもしません
- できないスマートフォンやSNSアカウントの中身。通話履歴。銀行口座。本人の所有物へのGPS設置。これらはご依頼があってもお受けできません
- やらないご本人への接触、説得、連れ戻し。当社は事実を確認する立場で、介入する立場ではありません。話し合いはご家族が行うものです
ここで正直に申し上げます。「働いているかどうか」を確定させることが目的なら、調査は割に合わないことがあります。
建物に出入りしていることまでは分かっても、中で何をしているかは確認できません。一方で「誰と一緒にいるか」「危険な状況に置かれていないか」は確認できます。ご相談の目的がこちらであれば、調査は意味を持ちます。
ご相談時には、まず「何が分かれば、次の一手を決められるか」を一緒に整理します。ここが決まっていないまま日数だけ重ねると、報告書は厚くなるのに家族が動けない、という結果になります。
費用の考え方
行動調査の費用は、調査する日数・時間帯・調査員の人数・移動範囲で決まります。出かける曜日や時間帯がすでに絞れているかどうかで、必要な日数が大きく変わります。
新宿支店が公開している目安は次のとおりです。
調査料金の目安
- 行動調査 3日間約100,000円〜300,000円
- 行動調査 7日間約200,000円〜700,000円
- 行方調査約50,000円〜400,000円
これはあくまで目安です。正確な費用は、ご相談内容を確認したうえで、調査開始前にお見積りとしてご案内します。
費用を抑える方法は一つだけです。調査範囲を絞ることです。先ほどの「手元でできる4つの整理」をしていただいていると、出かける曜日と時間帯が絞れます。3日で足りるのか7日必要なのかは、ここで決まります。記録を持ってご相談いただくのが、結果としていちばん安く済みます。
「調べるべきかどうか」の整理だけでも構いません
いまご家族が見ている変化を伺って、自分で確認できる範囲なのか、調査が要る段階なのかを一緒に切り分けます。
調査が必要ないと判断した場合は、そうお伝えします。新宿支店では、依頼につながらないご相談もお受けしています。

匿名でのご相談も可能です/新宿エリア対応
確認できたあと|いちばん難しいのはここです
調査が終わって報告書をお渡しすると、多くのご家族が同じところで止まります。「分かったけれど、どう話せばいいのか」。
ここに正解はありません。ただ、うまくいかなかった例には共通点があります。報告書を本人の前に出してしまうことです。
写真と日時が並んだ資料を見せられると、本人が受け取るのは「調べられていた」という事実だけになります。そこから先の会話は、働いている理由ではなく、調べたことへの抗議になります。
報告書は、ご家族が状況を正確に把握するための資料です。本人に見せるためのものではありません。話し合いでは、資料の中身ではなく、そこから分かった「心配していること」を伝えるほうが届きます。
よくあるご質問
A. 行動調査は、ご本人に気づかれないことを前提に行います。ただし、絶対に気づかれないとは申し上げません。接触や声かけは一切しませんが、気づかれるおそれがあると判断した時点で調査を止め、ご報告したうえで続けるかどうかをご相談します。
A. できます。ご家族からのご依頼としてお受けしています。ただし、確認できるのは公道や公共の場所から見える行動の範囲です。また、成人している以上、働くこと自体をやめさせることはできません。ここは最初にお伝えしています。
A. 出入りしている建物までは確認できます。ただし、その建物に複数のテナントが入っている場合、どの店かまでは特定できないことがあります。店舗内に入って確かめることはしませんし、店へ問い合わせることもしません。
A. 出かける曜日と時間帯が絞れているかで変わります。「毎週金曜と土曜の夕方」まで分かっていれば短く済みます。まったく読めない場合は、まず動きを把握する日を設ける必要があります。ご相談時に、いまお持ちの情報から必要な日数をご説明します。
A. そのままご報告します。「確認した範囲ではそうした事実は見られませんでした」という結果も、報告書として残ります。ご家族にとっては、それが必要な答えであることも多くあります。
A. その段階のご相談がいちばん多いです。お手元のメモや気づいたことを、そのままお持ちください。伺ったうえで、ご自身で確認できる範囲であればその方法をお伝えします。調査が必要ないと判断した場合は、そうお伝えします。
A. 信用情報の照会はできません。本人以外が金融機関の記録を取ることは法律上できず、当社もお受けしていません。ただ、行動から金銭的な負担の兆候が見えることはあります。借入の有無そのものは、ご本人が信用情報機関に開示請求するのが正規の方法です。
A. ご依頼者の名前を出して周囲に接触することはしません。ご本人にも、ご友人にも、店舗にも問い合わせません。ご相談の内容は探偵業法に基づき守秘義務の対象です。また、ご家族以外の方からのお問い合わせにも一切お答えしません。
2週間の記録だけでも、持ってきてください
手書きのメモで構いません。出かけた時間と帰った時間が並んでいるだけで、次に何を確認すべきかが見えます。
新宿・歌舞伎町エリアは当社が日常的に動いている地域です。まずは今の状況をそのままお聞かせください。

匿名でのご相談も可能です/新宿エリア対応
ファミリー調査事務所 新宿支店|東京都公安委員会 探偵業届出証明書 第30140007号
当社は探偵業の業務の適正化に関する法律に基づく届出を行い、同法の定めに従って業務を行っています。ご依頼の前に、重要事項をご説明し、書面を取り交わします。
※ 調査料金の目安は、当社の料金ページに掲載しているものです。実際の費用は調査内容・日数・時間・人員・地域・難易度によって変動します。※ 18歳未満の就業に関する記述は、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の定めによります。


新宿支店
ご相談で最初に伺うのは、「確認できたら、どうされますか」です。ここに答えが出ない状態で調査に入ると、報告書が出たあとにご家族が動けなくなります。
実際にお受けした中では、「働いていたかどうか」より「毎回同じ人物が送迎していた」ことのほうが重要だった例があります。そこが分かって、はじめて家族として打つ手が決まりました。
それから、これは何度もお伝えしています。本人を責める材料を作るための調査は、お受けしていません。安全を確認するためのご相談として伺っています。