夜の四谷三丁目の交差点。人通りは少なく、信号と店の灯りだけが見える
人の少ない街では、同じ人間が二度通るだけで気づかれます

会社に電話をしたら、残業ではありませんでした。
でも、問い詰めませんでした。それとなく確かめたら、ご主人は嘘をつきました。
このページは、四谷三丁目・荒木町の一帯でお受けした夫の浮気調査を1件、何をどう組んで、何が分かって、どこから先が分からなかったかまで書いたものです。調査員2名・3日間・30万円。街そのものの説明は四谷三丁目での浮気調査|人が少ない街では、距離の取り方が変わりますにまとめています。

この依頼事例

ご依頼者奥さま
きっかけご主人の帰りが遅く、残業が続いていた。ふとしたときに会社へ電話したところ、残業ではないことが分かった。問い詰めず、それとなく確かめたところご主人は嘘をついた。何が本当なのか分からなくなった
時間帯夕方から
日数・人数3日間・調査員2名
費用30万円
結果定時に退社され、知らないマンションに出入りしておられた。そのあと身辺調査(30万円〜)をお受けし、その部屋に女性が住んでいることが分かった

いちばん効いたのは、問い詰めなかったことです

「残業ではなかった」と分かった時点で、ほとんどの方が問い詰めます。当たり前だと思います。こちらから「問い詰めないでください」と申し上げても、それは難しいことです。

このご依頼者は、問い詰めずに、それとなく確かめられました。そしてご主人は嘘をつきました。奥さまにとっては、これがいちばん苦しい瞬間だったはずです。

ただ、調査の側から見ると、この一手が結果を決めました。

問い詰めていたら、ご主人は翌週から変わります。帰る時間が変わり、会う場所が変わり、連絡の仕方が変わる。そのあと何日積んでも、同じものは撮れません。失うのは数日分の費用ではなく、確かめる機会そのものです。

嘘をつかれたまま黙っているのは、つらいことです。それでも、確かめたいと思っておられるなら、問い詰めるのは最後にしてください。

夕方からにした理由

この件で時間帯を迷わずに決められたのは、ご依頼者が「会社に電話した」という事実を持ってきてくださったからです。

残業と言っているのに残業ではない。ということは、定時のあとに時間があるということです。だから夕方から見ました。深夜も、朝も、見ていません。

この街のご相談で、いちばん金額を下げるのはこれです。「いつか分からないので、とりあえず長く」が、いちばん高くつきます。ご依頼者が思い出してこられた一つの事実で、見る時間が半分以下になりました。

お見積りの考え方そのものは四谷三丁目での浮気調査に書いています。

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3日で足りた理由

初日で、定時に出てこられることが分かりました。残業ではない、という奥さまの話が、ここで裏づけになりました。

2日目で、向かわれる先が同じであることが分かりました。3日目で、それが続いていることが分かりました。

浮気調査で「続いていること」が要るのは、一度きりでは説明がついてしまうからです。同じ日に同じ場所へ、三度。ここまで来ると、偶然という説明は立ちません。

⚠️ 3日で足りたのは、このご依頼が運が良かったからではありません。夕方という時間帯が決まっていたからです。時間帯が決まっていないご依頼では、同じ3日でも何も映らないことがあります。

調査員が2名だった理由

人の多い街なら、1名でもついて行けます。四谷三丁目では難しいです。

丸ノ内線で新宿三丁目から2駅、乗降人員は約3.7分の1です。駅前を離れて住宅の側へ入ると、通りにいる人の数はさらに減ります。そこで同じ人間が同じ方向へ歩き続ければ、一度振り返られただけで終わりです。

だから、入口に立つ者と、出てくる側に回る者を分けます。1名でやると、同じ顔が二度通ることになる。人の少ない街で同じ顔が二度通るのは、追いかけているのと同じです。

🔑 この街では、人数が日数より先に決まります。人数が足りないまま日数だけ積んでも、確かめられないまま費用が増えていきます。

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分かったのは「出入りしている」ところまでです

3日間で分かったのは、ここまででした。

分かったこと定時に退社しておられること/向かわれた先が特定のマンションであること/建物に入られた時刻と、出てこられた時刻/それが3日とも同じであること
分からなかったこと🔴 その部屋に誰が住んでいるのか/部屋の中で何があったのか/相手の方がどういう関係なのか

ここを正直に書きます。建物の外から見ている以上、部屋の中は分かりません。入館の記録は建物側のもので、こちらが取れるものではありません。

「マンションに出入りしている」だけでは、まだ説明がつきます。友人の家かもしれない、親戚かもしれない。ご依頼者が知りたかったのは、そこではありませんでした。

そのあとの身辺調査で分かったこと

そこで、その部屋に誰が住んでいるのかを確かめる調査を、あらためてお受けしました。費用は30万円〜です。

結果として、その部屋に女性が住んでおられることが分かりました。

🔴 浮気調査は、1回で終わらないことがあります。これは、お見積りの段階で先に申し上げていることです。「3日で30万円」で終わる保証はしません。どこまで確かめたいのかによって、そのあとが要るかどうかが決まります。

「追加」という言い方をされると構えてしまわれると思うので、最初にこう申し上げています。——建物までは、この日数で届きます。中に誰がいるかは、別の調べ方になります。そこまでご希望かどうかを、着手の前に決めていただきます。

何が証拠として扱われるのかは浮気調査で使える証拠とはに分けて書いています。

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そのあと、どうされるかはご依頼者が決めます

報告書をお渡ししたあと、こちらから「こうすべきです」とは申し上げません。離婚される方もいれば、何も言わずに持っておられる方もいます。話し合いの材料にだけ使われる方もいます。

どれも間違いではありません。ご依頼者が決められることで、探偵が決めることではありません。弁護士へ引き継ぐ段取りが必要なときは、そのご案内まではいたします。

同じようなご相談

  • 残業と言っているが、会社に電話したら違った——このご依頼とまったく同じ入口です。問い詰める前にご相談ください
  • 荒木町で飲んでいると聞いているが、どの店か分からない——店名が分からなくても、通りと時間帯が分かれば組めます
  • 勤め先がこのあたりで、終業後の時間が合わない——ご自身が一緒におられない時間だけを見ます
  • 自分で見に行って、気づかれたかもしれない——その場合は間を置きます。すぐ動かないほうがよいことがあります
  • 信濃町や四谷のほうへ抜けられているようだ——路線が変わるので、どこまで追うかを先に決めます
  • 旦那に借金があるか調べる方法|妻が気づくサインと、本人に知られずに確かめられること

お引き受けできないご依頼

  • 相手の方に危害を加える目的、待ち伏せや付きまといのためのご依頼
  • 出身地・本籍・家柄・国籍・親族の系譜を判断材料にする調査(探偵業法9条1項)
  • 通話やメッセージの中身を取ること、他人の住居に立ち入ること
  • ご依頼者と関係のない第三者の所在だけを調べること

よくあるご質問

会社に電話したことは、相手に伝わりますか。

伝わる場合があります。だからこそ、同じ手を二度使わないでください。一度で分かったことを持って、そのあとはこちらで組みます。ご自身で動かれるのは、いちばん最初の一回だけにしてください。

3日で30万円は、どういう内訳ですか。

日数ではなく、人数と稼働した時間で決まります。このご依頼は調査員2名・夕方からの稼働で3日間でした。金額は着手の前に書面でお出しして、ご説明します(探偵業法8条)。

「あとで身辺調査が要る」と言われるのは、追加請求ではないですか。

先に申し上げます。建物まで届くのと、中に誰がいるかを確かめるのは、別の調べ方です。どちらまでご希望かを着手の前に決めていただくので、あとから勝手に増やすことはありません。

人が少ない街だと、料金は高くなりますか。

人数のぶんは上がることがあります。ただし時間帯が絞れていれば日数が減るので、総額は下がります。このご依頼が3日で済んだのは、夕方と決まっていたからです。

相談だけでもいいですか。

結構です。ご相談の費用はいただきません。お名前も、契約の段階まで必要ありません。お話を伺って「いまは動かないほうがよい」と申し上げることもあります。

最後に

このご依頼でいちばん大きかったのは、調査の技術ではありません。嘘をつかれたあと、問い詰めずにいてくださったことです。

つらいことをお願いしている自覚はあります。それでも、確かめたいと思っておられるなら、問い詰めるのは最後にしてください。順番を変えるだけで、見えるものが変わります。

ご自身で見に行かれる前に、一度お話だけ聞かせてください。この街でいちばん多い失敗は、調査の失敗ではなく、動く前に気づかれてしまうことです。

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