実際にお受けした調査事例です。ご依頼者の了解をいただいた範囲で書きます。氏名、社名、学校名、番地、具体的な日付は書きません。

🔴 先に書いておきます。この件では、お会いできていません。分かったことと、分からなかったことを、分けて書きます。

そして、この事例でいちばんお伝えしたいのは調査の中身ではありません。ご依頼者が、先に警察へ届け出ておられたことです。それがあったから、「札幌」という一語が手元にありました。

ほかの事例はいなくなった息子を探した依頼事例|手元にあった情報と、かかった日数で見るにまとめています。ご相談とお見積りの費用はいただきません。

依頼事例|置手紙に「探さないで」と書いてあった

①ご依頼者60代・母親
②探した相手30代後半の息子。いなくなって1週間
③手元にあったもの実家に同居していた/知り合いの会社でパート勤務/望んだ大学に入れず、もう一度受験を考えていて試験が近かった/置手紙(「探さないで」という言葉と、謝罪)/🔴 警察のほうで位置情報を確認し、「札幌」と出ていた
④調査員の人数・日数・総額調査員3名・5日間・60万円+交通費
⑤結果とそのあと札幌のホテルに宿泊の形跡を確認。🔴 携帯は電源が入らない状態。お会いできていません

⚠️ ご依頼のとき、お母さまはこう言われました。

「最悪のケースも考えています。それを含めて探してほしい」

この一言で、組み方が変わりました。日数をかけて少人数で探す形は取れません。短い日数に人を集める形にしました。

「札幌」という一語が、範囲を決めました

🔑 この事例でいちばん効いたのは、調査の技術ではありません。

ご依頼者が、探偵より先に警察へ届け出ておられたことです。

警察のほうで位置情報が確認され、「札幌」と出ていました。これが手元にありました。

これが無かったら🔴 日本中が対象になります。新千歳空港からは道外へも出られます。何から当たるかが決まりません
これがあったから札幌市内から始められました。範囲が決まった時点で、調査は半分終わっています

🔴 だから、こう申し上げています。探偵より先に、警察です。命にかかわるおそれがあるときは、「特異行方不明者」として警察が自ら探します。届出に費用はかかりません。

⚠️ 探偵が先に動くと、その時間が失われます。そして、こちらが使える手がかりも減ります。

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札幌市内のどこから当たったか

「札幌」と分かっても、札幌市は広いです。札幌市公表によると、市は北区・中央区・東区・白石区・豊平区・厚別区・清田区・南区・西区・手稲区の10区です。

🔑 そこで、最初に決めたことがあります。

やったこと理由
宿泊できる場所から当たった1週間たっていました。どこかで寝ています。知り合いがいない土地なら、宿泊施設です
札幌駅と大通の一帯を先に見た地下鉄は南北線・東西線・東豊線の3本。この3本が交わるのが、さっぽろ駅と大通です。土地勘がない人が動くと、ここを通ります
新千歳空港の方向も頭に置いた⚠️ 札幌からは、空港経由で道外へ出られます。札幌にいる前提だけで組むと、外れたときに戻れません

🔑 北海道の調査で、本州と大きく違うところを書きます。

市と市のあいだが遠いのです。仙台なら、市外に出ても石巻や大崎まで1時間前後です。北海道では、札幌市外に出た時点で距離が一桁変わります。

⚠️ だから「札幌市内」と分かっていることに、大きな意味があります。

3名・5日間だった理由

この件は、調査員3名で5日間でした。1名で15日間ではありません。

なぜ人を増やしたか🔴 時間がなかったからです。お母さまが最悪の場合も考えておられました。日数を伸ばす組み方は取れません
なぜ5日間で区切ったか当たる場所を先に決めたからです。宿泊できる場所と、人が通る一帯。範囲を広げずに、濃く当たりました
🔴 ここが大事です「情報が多いから安い」とは、ならない例です。札幌という一語はありましたが、急ぐために人数を増やしたので、金額は上がりました

⚠️ 人数と日数は、交換できる関係にあります。急ぐなら人を増やす。費用を抑えるなら日数をかける。どちらにするかは、着手の前にご依頼者と決めます。

ドローンを使った理由と、その限界

この件では、ドローンを使いました。

🔑 上から見ないと分からない範囲があったからです。人が歩いて一つずつ見ていくと、何日かかるか分からない場所です。

⚠️ ただし、万能ではありません。

飛ばせる場所には決まりがあります。人が多いところ、空港の周り、建物が密集しているところでは飛ばせません。そして天候に左右されます。

🔴 「ドローンがあるから見つかる」という話ではありません。使える条件がそろったときに、手段が一つ増えるだけです。そこを大きく書く業者には、気をつけてください。

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分かったのは、ここまでです

🔴 ここを曖昧にしません。

分かったこと札幌のホテルに宿泊の形跡があった。つまりその時点までは、ご本人がご自身で動いておられたということです
🔴 分からなかったこといまどこにおられるか。携帯は電源が入らないままでした
🔴 できなかったことお会いすること。お母さまにお伝えできたのは、ここまでです

それでも、お母さまは「分かってよかった」と言われました。

🔑 宿泊の形跡があったということは、その時点ではご自身で動いておられたということです。最悪のケースを考えておられた方にとって、これは小さな情報ではありませんでした。

⚠️ お伝えしておきます。この件は、まだ終わっていません。調査としては区切りましたが、新しい手がかりが出れば、また動けます。

この事例でお伝えしたいこと

🔴 置手紙に「探さないで」と書いてあったことについて書きます。

この言葉があると、ご家族は迷われます。探すのは本人の意思に反するのではないか、と。

🔑 こちらの考えを書きます。無事を確かめることと、連れ戻すことは、別のことです。

やること生きて、どこかで暮らしているかを確かめる
🔴 やらないこと🔴 連れ戻し。説得。居場所を周りに知らせること
ご希望があればお手紙をお預かりして届けるところまで。読んでいただけるかは、本人次第です

「探さないで」は、「どうなってもいい」という意味ではないと思っています。そして、ご家族が確かめることを諦めなければならない理由にもなりません。

費用の考え方

手元にある情報費用の目安たとえばこんな状態
多い10万〜30万円程度氏名と、勤務先か現住所のどちらかが分かっている。SNSのアカウントが生きている
中くらい30万〜50万円程度氏名は分かるが、住所は何年も前のもの。出身校や当時の勤務先までは分かる
少ない50万〜100万円程度下の名前かニックネームだけ。住んでいた地域しか分からない

🔑 直感と逆に見えると思います。情報が少ないほうが、高くなります。当たる範囲が広がるので、必要な調査員の人数と日数が増えるからです。

⚠️ ですから、ご依頼者にできるいちばん効くことは、思い出せることを増やすことです。費用の詳しい内訳は人探しの費用はいくらかかるのか|手元の情報量で決まりますにまとめました。

探偵業法8条は、契約の前に商号・名称・住所と、対価の概算額を書面で説明することを定めています。当社も、着手の前に書面でお出しします。見積りを出す前に着手することはありません。ご相談から契約までの流れもご覧ください。

⚠️ この事例の60万円+交通費は、上の表より高くなっています。理由は急いだからです。調査員3名を5日間に集めたので、人数×時間が上がりました。

🔑 そして北海道では、交通費が乗ります。札幌市内で収まるのか、道内の別の市まで広がるのか、道外に及ぶのか。ここで金額が変わります。どこまで追うかは、着手の前に決めます。

探偵業法8条は、契約の前に対価の概算額を書面で説明することを定めています。この件でも、着手の前に書面でお出ししました。

札幌の調査体制について

札幌には調査員がおります。東京から向かうのではなく、その土地を知っている調査員が動きます。

🔴 札幌市外に及ぶ場合は、交通費などの実費が加わります。北海道は市と市のあいだが遠いので、札幌市内で収まるのか、道内の別の市まで広がるのかで、金額が変わります。

どこまで追うかは、着手の前に決めます。「行けるところまで」という契約はしません。

探偵業法9条2項は、探偵業務を探偵業者以外の者に委託してはならないと定めています。「全国対応」と書かれている場合は、実際に動く相手が探偵業の届出をしているかを確かめてください。

ご相談・お申し込みの窓口=ファミリー調査事務所/フリーダイヤル 0120-188-671(お電話はこちらへおかけください。内容を伺うところからお見積り、ご契約まで承ります)

最後に

この事例で、いちばんお伝えしたいことを繰り返します。

🔴 いちばん効いたのは、ご依頼者が探偵より先に警察へ届け出ておられたことです。そこで位置情報が確認され、「札幌」という一語が手元にありました。これが無ければ、日本中が対象でした。

🔑 範囲が決まった時点で、調査は半分終わっています。札幌市は10区あり、地下鉄は3本。市内と分かっているだけで、当たる場所が決まります。北海道は市と市のあいだが遠いので、「市内」という情報の値打ちは、本州より大きいのです。

⚠️ そして、お会いできていません。分かったのは宿泊の形跡までです。そこは曖昧にしません。

同じ状況でこのページをご覧になっている方へ

🔴 探偵より先に、警察です。

命にかかわるおそれがあるとき、18歳未満のとき、事件性が考えられるとき。この場合は特異行方不明者として、警察が自ら探します。探偵が先に動くと、その時間が失われます。

急を要するときは110番。迷っているときは警察相談専用電話の #9110 です。お近くの警察署でも、行方不明者届を出せます。

ご相談とお見積りの費用はいただきません

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