新宿支店 ネットトラブル・風評の確認

鍵のかかった木の扉と、脇にある小さな窓
鍵は「誰に見せるか」を選ぶ機能です。広がりを止める機能ではありません。

鍵をかけているのに、投稿した内容が知らない相手にまで伝わっている。限定公開にしか書いていないことを、なぜか相手が知っている。この状態に気づいたとき、多くの方がまずアカウントを疑います。

先に申し上げます。鍵アカウントは「見られないための機能」ではありません。「誰に見せるかを選ぶ機能」です。承認した相手が画面を撮ることも、内容を人に話すことも、鍵では止められません。

ですから、確かめるのは「いま、誰が見られる状態にあるか」です。承認した人だけとは限りません。過去に承認した人、端末を共用している人、連携したアプリ、そして画面を受け取った人。経路は四つあります。

この記事では、四つの経路を整理したうえで、今日できるアカウントの棚卸しを書きます。あわせて、パスワードを人に教える・教わるという行為が法律上どう扱われるかも、条文を確認して載せました。ここは知らずにやってしまっている方が多い部分です。

当社は探偵社です。他人の端末やアカウントの中身を見ることはできません。確かめられるのは、公開されている範囲と外から見える事実だけです。

このような状況ではありませんか?

  • 鍵アカウントなのに、内容が知らない相手に伝わっている
  • 限定公開にしか書いていないことを、相手が知っている
  • フォロワーを整理したが、それでも伝わっている
  • 過去に誰かとパスワードを共有したことがある
  • スマートフォンやパソコンを、家族や元交際相手と共用していた
  • ログインした覚えのない通知が来たことがある
  • 投稿するたびに、見られている感覚がある

鍵アカウントは「見られないための機能」ではありません

まず、鍵で防げることと防げないことを分けます。

鍵で防げる鍵では防げない
知らない人が見る防げます—
検索結果に出るほぼ防げます—
承認した人が画面を撮る—防げません
承認した人が内容を人に話す—防げません
過去に見られた内容が残る—防げません
端末を共用している人が見る—防げません
連携したアプリが読み取る—防げません

つまり、鍵をかけたあとに残る問題は「承認した相手の先」で起きています。ここを塞がないかぎり、フォロワーを整理しても止まりません。

もう一つ、見落とされやすいのが「鍵をかける前の投稿」です。鍵は今後の公開範囲を変える機能で、すでに誰かが保存した画面までは戻せません。鍵をかけた時点より前の内容が出てくる場合、それは今のフォロワーとは関係がない可能性があります。

いま、誰が見られる状態にあるのか

一つの鍵穴に対して複数の鍵が並んでいる様子
入口は一つではありません。四つの経路を順に確認します。

内容が外に出る、四つの経路

  • 1
    承認している人から
    いちばん多い経路です。悪意がなくても、話の流れで人に伝わります。フォロワーが数十人いれば、そこから先は制御できません
    整理の対象は「今も交流があるか」
  • 2
    端末やログインの共用から
    家族と共用しているパソコン、過去に貸したスマートフォン、元交際相手と共有していたパスワード。この経路だと、鍵を強くしても意味がありません
    ログイン履歴とパスワードの確認へ
  • 3
    連携アプリから
    昔に連携した診断アプリ、写真加工アプリ、ログイン連携。使わなくなっても、許可は残り続けます
    連携アプリ一覧から解除できます
  • 4
    鍵をかける前の投稿から
    過去に公開していた時期の内容。保存されていれば、今も出てきます
    出ている範囲を確認します

どの経路かで、やることがまったく変わります。1ならフォロワーの整理と投稿内容の見直し。2ならパスワードの変更が最優先。3なら連携の解除。4なら公開範囲の確認です。まず経路を特定してください。

ご相談・お見積りは無料です

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アカウントの棚卸し|今日できる五つ

専門知識は要りません。設定画面を順に開くだけです。三十分あれば終わります。

  1. ログイン履歴・ログイン中の端末を見る
    多くのサービスに「ログイン履歴」「ログイン中のデバイス」という項目があります。見覚えのない端末や地域があれば、そこが経路です。不要な端末はすべてログアウトさせてください。
  2. 連携しているアプリを見る
    「連携アプリ」「認証済みアプリ」の一覧を開き、今使っていないものを全部解除します。診断系のアプリは、投稿を読み取る許可を持っていることがあります。
  3. パスワードを変える
    過去に誰かと共有した記憶があるなら、無条件で変えてください。他のサービスと同じパスワードを使い回している場合は、そちらも変えます。二段階認証があれば必ず有効にしてください。
  4. 承認しているフォロワーを見直す
    基準は「今も交流があるか」です。顔と名前が一致しない相手が一人でもいれば、そこから広がっていると考えて構いません。削除しにくい場合は、その相手には見えない形に切り替えられるサービスもあります。
  5. 過去の投稿を見る
    鍵をかける前の時期に、場所・勤務先・生活パターンが分かる投稿が残っていないか。削除しても保存されたものは消えませんが、今後の参照元は減らせます。

順番が重要です。先にフォロワーを整理すると、相手に気づかれて「見られていることを警戒している」と伝わります。1〜3(履歴・連携・パスワード)を先に済ませてから、4に進んでください。1〜3は相手に通知されません。

パスワードを教える・教わるという行為について

ここは、知らずにやってしまっている方が多い部分です。条文を確認したうえで書きます。

不正アクセス行為の禁止等に関する法律は、次のように定めています。

条文禁じられていること罰則
第3条不正アクセス行為(他人のIDとパスワードで入ること)3年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金(第11条)
第4条不正アクセスの目的で、他人のIDやパスワードを取得すること1年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金(第12条第1号)
第5条業務その他正当な理由がある場合を除いて、他人のIDやパスワードを、管理者と本人以外に提供すること30万円以下の罰金(第13条)/相手に不正アクセスの目的があると知っていた場合は1年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金(第12条第2号)
第7条サービスの管理者になりすまして、パスワードの入力を求めること(いわゆるフィッシング)1年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金(第12条第4号)

注目していただきたいのは第5条です。自分が入るのではなく、他人のIDやパスワードを別の誰かに「教える」行為そのものが禁じられています。親しい間柄で共有した、という説明は「正当な理由」には当たりにくいと考えてください。

ご相談の中で実際にあるのが、次のような流れです。以前パスワードを共有していた相手が、別の人にそれを教えていた。教えられた人がログインして内容を見ていた。この場合、入った人は第3条、教えた人は第5条に関わる可能性があります。
そして、こちら側も同じ法律の対象です。相手のアカウントを確かめたくなっても、パスワードを推測して入る行為は第3条に当たります。当社もお受けできません。

相談無料

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どこから漏れているのか分からないとき

経路が四つあるので、どれに当たるかを一緒に切り分けます。設定を見るだけで分かることも多いです。

新宿支店では、調査にならないご相談もお受けしています。

SNSアカウントの経路について相談を受ける新宿支店の相談員

担当相談員が状況をお聞きします

匿名でのご相談も可能です/新宿エリア対応

見られている疑いが強いときの切り分け

棚卸しをしても止まらない場合、次の三つで切り分けてください。

三つの問いで、経路を絞る

  1. 伝わっているのは、投稿した内容だけか

    投稿した内容だけ経路はフォロワーか、過去の投稿です。投稿の側で対処できます
    投稿していないことも行動や予定まで知られている場合、SNSの話ではありません。端末や生活圏の側を見る必要があります
  2. パスワードを変えたあとも続いているか

    止まった経路はログインでした。二段階認証を必ず有効にしてください
    続いているログイン以外の経路です。承認しているフォロワーか、画面を受け取っている人を疑う段階になります
  3. 現実の場でも接触があるか

    ネット上だけ記録を残しながら、経路を塞ぐ作業を続けます
    現実にも現れるここからは別の問題です。ただちに警察相談専用電話 ♯9110 へご相談ください

一つ目で「投稿していないことまで知られている」に当てはまる場合は、アカウントの話ではありません。行動そのものが把握されている可能性があり、確認の方法が変わります。位置情報を共有していないのに外出先を知られている|スマホやSNSから行動を把握されていないか確認したいをご覧ください。

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当社が確かめられること、確かめられないこと

窓辺の机に置かれた無地の書類とペン
アカウントの中身には触れません。確かめるのは外から見える範囲です。

この件で、当社が確かめられること

  • 確定できます
    公開されている範囲に、ご自身の情報が何と一緒に出ているか。過去の投稿がどこかに残っていないか。相手とされる人物が実在するか
  • うかがわせる事実まで
    情報が伝わっている経路。関係者のつながり。断定はせず、確認できた事実をそのままご報告します
  • 取得できません
    他人のアカウントや端末の中身。限定公開の投稿。ログイン履歴。発信者情報の開示(弁護士の業務です)
  • お受けしません
    相手のアカウントにログインすること(不正アクセス行為に当たります)。ご依頼者の名前を出しての聞き込み。相手への警告・交渉。ご本人や関係者の出身地・本籍・家柄を調べること

四段目の一つ目は、上で見た不正アクセス行為の禁止等に関する法律第3条に当たる行為です。ご依頼があってもお受けできません。四段目の最後は探偵業の業務の適正化に関する法律第8条第2項の定めによるものです。

自分の名前で何が出てくるかを確認したい場合は一般調査項目のエゴサーチ代行調査を、現実の場での接触が始まっている場合はストーカー対策室をご覧ください。誰がやっているか分からない嫌がらせそのものを確かめたい場合は嫌がらせ調査をご覧ください。

ネットトラブルの事実確認を担当する新宿支店の調査員

担当相談員
新宿支店

このご相談で、最初にうかがうのは「以前、誰かとパスワードを共有していたことはありませんか」です。驚くほどの割合で「あります」と返ってきます。元交際相手、家族、当時の友人。共有したこと自体を忘れている方も多いです。

そして「そのあと、変えましたか」とうかがうと、変えていないことがほとんどです。ここが分かるだけで解決するご相談が、実際に何件もありました。調査が要らないなら、それがいちばんです。まず設定を開いてみてください。

よくあるご質問

Q. 鍵をかけているのに、なぜ伝わるのですか。

A. 鍵は「誰に見せるか」を選ぶ機能で、承認した相手の先までは制御できません。画面を撮られること、内容を人に話されることは止められません。加えて、端末の共用、連携アプリ、鍵をかける前の投稿という経路もあります。

Q. フォロワーを全部整理すれば止まりますか。

A. 経路がフォロワーなら止まります。ただし、先にフォロワーを整理すると相手に気づかれます。ログイン履歴・連携アプリ・パスワードの三つを先に済ませてください。この三つは相手に通知されません。

Q. 昔、恋人とパスワードを共有していました。

A. 無条件で変更してください。別れたあともログインできる状態が続いていることがあります。また、その相手が第三者に教えていた場合、教えた行為自体が不正アクセス禁止法第5条に関わる可能性があります。

Q. 相手のアカウントを確かめてもらえませんか。

A. お受けできません。他人のIDとパスワードでログインする行為は、不正アクセス禁止法第3条に当たり、3年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金が定められています。ご自身でも行わないでください。

Q. 投稿していないことまで知られています。

A. その場合はアカウントの問題ではありません。行動そのものが把握されている可能性があります。端末や生活圏の側を確認する必要があるため、経路の切り分けからご相談ください。

Q. 過去の投稿を消せば、なかったことになりますか。

A. なりません。すでに保存されたものまでは戻せません。ただし、今後参照される元は減らせます。あわせて、今どこまで残っているかを確認しておくと、対処の範囲が決まります。

Q. 二段階認証は必要ですか。

A. 必要です。パスワードだけの状態では、一度知られると何度でも入られます。棚卸しの三番目(パスワード変更)と同時に必ず有効にしてください。

Q. 費用はどのくらいかかりますか。

A. 確認する範囲と日数によって変わるため、ご相談のうえで個別にお見積りします。着手前に金額と範囲を書面でご説明します。ご相談自体は無料です。

相談無料

設定を見るだけで分かることがあります

パスワードを共有していた記憶があれば、まずそこからです。調査が要らないなら、それがいちばんです。

まずは今の状況をそのままお聞かせください。匿名でのご相談も承っています。

アカウントの経路の切り分けについて相談を受ける新宿支店の相談員

担当相談員が状況をお聞きします

匿名でのご相談も可能です/新宿エリア対応

ファミリー調査事務所 新宿支店|東京都公安委員会 探偵業届出証明書 第30140007号
当社は探偵業の業務の適正化に関する法律に基づく届出を行い、同法の定めに従って業務を行っています。ご依頼の前に、重要事項をご説明し、書面を取り交わします。

※ 本記事に引用した条文は、e-Gov法令検索で2026年9月時点に施行されている不正アクセス行為の禁止等に関する法律により確認したものです。個別の行為が各条に該当するかどうかの判断は、警察および弁護士の領域です。設定画面の名称はサービスにより異なります。

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