ストーカー|調査事例
別れた相手からの接触が5か月続き、警察に相談しても「もう少し具体的な記録があれば」で止まっていた件です。3日間の行動調査で反復・継続を示せたため、警告まで進みました。
東京都新宿区・下落合エリア/40代女性/1LDK・2階・オートロックなし/会社員(新宿区内の事務所に勤務)
この事例の要点
- 相手は元交際相手(40代男性)。1年半の交際、別れを切り出したのはご本人
- 別れてから1年後に接触が始まった
- LINE・電話が1日10件以上。ブロック後は非通知が1日に数件
- 警察(生活安全課)に1回相談 →「いまの材料では警告まで持っていきにくい」
- 調査は行動調査3日間・17時〜23時中心・調査員2名(1名は女性調査員)
- 3日のうち2日、自宅から約80mの地点に車で滞在(1時間20分/2時間5分)
- 費用は約180,000円(公表料金表 3日間 約100,000〜300,000円の範囲内)
- 報告書を持って再相談 → 相手に警告。接触はなくなった
ご相談に至るまでの経緯
交際は1年半でした。別れを切り出したのはご本人です。
相手は「話せば分かる」と言って、別れを受け入れていませんでした。ただ、別れた直後に何かがあったわけではありません。
接触が始まったのは、別れてから1年ほど経ってからです。
起きたことの時系列
- 4月|LINE・電話
- 1日に10件以上の連絡。ブロックすると、今度は非通知の着信が1日に数件入るようになった
- 5月|自宅前
- 帰宅すると、通りの向かいに相手の車が停まっていた(2回)
- 6月|職場の最寄り駅
- 改札を出たところで「偶然だね」と声をかけられた
- 7月|自宅
- 郵便受けに手紙。消印がない=直接入れている
- 8月|SNS
- 別アカウントから、自分だと分かるようなコメント。ここでご相談をいただきました
ご相談のきっかけは、⑤でした。「見られている」が、確信に変わった瞬間です。
1年空いたことが、この件を分かりにくくしていました。別れてすぐなら誰でも警戒しますが、1年経つと「もう終わった」と思います。そこから始まると、最初の数回は偶然として処理してしまう。記録を取り始めるのが遅れる理由が、ここにあります。
警察に「断られた」のではありません
ご本人は、ご相談の前に所轄の警察署(生活安全課)へ1回行っておられます。
そこで言われたのが、「いまの材料では警告まで持っていきにくい。いつ・どこで・何があったかを記録してほしい」でした。
ご本人はこれを「断られた」と受け取っておられました。でも、そうではありません。
お持ちだった材料と、足りなかったもの
- あったものLINEのスクリーンショット(ブロック前の分)、手紙2通、SNSのコメントの画面保存
- なかったもの日時のメモ。「いつ・どこで・何があったか」が、ひとつも時系列になっていませんでした
- 警察が見ているもの同じ相手が、繰り返し、継続して行っているか。1回の出来事がどれだけ怖くても、そこだけでは形になりません
こちらもチェック
嫌がらせ調査の費用はいくらか|公表料金表と、金額を決める4つの要素
ストーカー対策を探偵に相談したい|危険度の見分け方と、警告・禁止命令までの流れ
位置情報を共有していないのに外出先を知られている|スマホやSNSから行動を把握されていないか確認したいご依頼いただいた調査
相手は分かっています。氏名、過去の勤務先、使っている車種まで把握しておられました。
つまり「誰か」を調べる調査ではありません。「その人物が、繰り返し来ている」ことを記録する調査です。
調査の内容
- 調査区分行動調査
- 日数・時間帯3日間(平日2日・土曜1日)/17時〜23時を中心に
- 調査員2名。うち1名は女性調査員
- 範囲ご自宅周辺、最寄り駅、勤務先の最寄り駅
- 時間帯の決め方出来事が帰宅時間帯に集中していたためです。朝ではなく夕方から夜に設定しました
女性調査員を1名入れています。ご依頼者と同じ生活動線に入る場面があるためです。ご相談のときに、調査員の構成についてもご説明しています。
実際にかかった調査費用
約180,000円でした。
金額と、その理由
- 該当する区分行動調査(3日間)。公表料金表では約100,000円〜300,000円
- この件の金額約180,000円。公表料金表の範囲内で、中ほどです
- 中ほどになった理由夜間が中心(17時〜23時)で、深夜帯には入らなかったためです。調査員2名
- 別の区分もありますストーカー対策調査は約50,000円〜200,000円。状況によってはこちらで受けることもあります
金額は着手の前にお見積りとしてお出しします。公表料金表の範囲を超える場合は、理由とあわせて必ず事前にご説明します。費用の決まり方は「嫌がらせ調査の費用はいくらか|公表料金表と、金額を決める4つの要素」に書いています。
調査の結果
3日間のうち2日、相手の車を確認しました。
記録できたこと
- 滞在ご自宅から約80mの地点に車で滞在。時間は1時間20分と2時間5分
- 追走うち1日は、ご本人が帰宅した約15分後に車が発進し、追走する動きを確認しました
- 記録した項目ナンバー、車種、服装、滞在の開始時刻と終了時刻。写真と時系列で記録
- 意味80mという距離と、1時間20分・2時間5分という長さ。通りがかりでは説明がつきません
この「2日」というのが大事でした。1日だけだと「たまたまその日は近くに用事があった」で説明がついてしまいます。
こちらもチェック
元交際相手からSNSを監視されている|デジタルストーカーの証拠収集と対処法
つきまとい調査の依頼事例|新宿区で実際にあったこと(費用の実額つき)
深夜の帰り道でつけられていた|相手が分からないまま止まったつきまとい調査の依頼事例(東京都新宿区・20代女性)その後|警告まで進んだ
- 1.報告書を作成
日時・場所・滞在時間・行動を時系列にまとめ、写真を添えました。警察に出すことを前提とした形です。 - 2.同じ警察署に再度相談
前回「材料が足りない」と言われた、その同じ窓口です。 - 3.警告
「反復・継続」が時系列で示せたため、相手に警告が行われました。 - 4.結果
警告の後、直接の接触はなくなりました。SNSの別アカウントも停止しています。
ご相談から調査開始まで4日、報告書まで3日。合計1週間で状況が変わっています。
相談員より
5か月、ひとりで耐えておられました。そのあいだに警察へも行っている。何もしていなかったわけではありません。足りなかったのは「いつ・どこで・何があったか」という形だけでした。そこが埋まった瞬間に、同じ警察署が動いています。1週間でした。
同じ状況の方が、今日からできること
この方がやっていなかったこと、そしてやっておられたこと。両方が結果に出ています。
- 1.出来事に日付と時刻をつける
この方が唯一やっていなかったのがこれです。「9月14日 21時40分ごろ、自宅前の通りに車」。スマホのメモで構いません。思い出して書いたものでも、書いた日が分かれば使えます。 - 2.連絡の履歴を消さない
この方はLINEのスクリーンショットを残しておられました。ブロックは構いません。履歴そのものは残してください。件数と頻度が、反復を示す材料になります。 - 3.手紙は袋に入れて保管
消印のない手紙は、直接入れたという事実そのものが材料です。捨てないでください。 - 4.相手に返信しない・直接会わない
「話せば分かる」と言ってくる相手ほど、こちらが応じると長引きます。こちらから動いた記録が残ると、立場が変わることもあります。 - 5.身の危険を感じたら、調査より先に110番
当社は警察ではありません。緊急の保護はできません。調査は、警察が動くための材料を揃える役割です。
警察で「何が足りないか」を聞いてきてください。断られたと思って帰ってしまう方が多いのですが、そこで「どういう記録があれば動けますか」と聞けば、たいてい教えてもらえます。それが分かれば、調査の設計が決まります。
危険度の見分け方と、警告・禁止命令までの進み方は「ストーカー対策を探偵に相談したい|危険度の見分け方と、警告・禁止命令までの流れ」に書いています。共有した覚えがないのに行動を知られている場合は「位置情報を共有していないのに外出先を知られている」、SNSで監視されていると感じる場合は「元交際相手からSNSを監視されている」が近いです。
こちらもチェック
自転車の人物につきまとわれた|ナンバーが撮れて相手が判明したつきまとい調査の依頼事例(東京都新宿区・30代女性)
つきまといではなかった|2日間の調査で分かったこと(東京都新宿区・20代女性・大学院生)
防犯対策サポート調査|自宅・SNS・ストーカー・嫌がらせの不安を証拠から確認する方法警察で「記録を」と言われた方へ
何を言われたかを教えてください。足りないと言われた部分から逆算して、何日・どの時間帯の調査が必要かをお伝えします。
ご自身で記録を取ったほうが早いと判断した場合は、そうお伝えします。

匿名でのご相談も可能です/新宿エリア対応
よくあるご質問
A. いいえ。この件は3日のうち2日でしたが、出ないこともあります。相手の行動に波がある場合は、日数を増やすご提案をします。「必ず撮れます」と言う業者には、根拠を聞いてください。
A. あります。この件がまさにそうです。同じ警察署に、報告書を持って再度相談して警告まで進みました。大事なのは「何が足りないと言われたか」です。そこを埋める形で調査を組みます。
A. 必要になることがあります。警察が見ているのは「誰か」ではなく「同じ相手が、繰り返し、継続して行っているか」です。名前が分かっていても、その形になっていないと動きにくい。この件は名前も車種も分かっていましたが、記録がありませんでした。
A. 気づかれないように行います。この件でも、相手は調査されていたことを知りません。警告は警察から行われたので、ご本人が前に出る場面もありませんでした。ただし絶対とは申し上げません。リスクがある状況では、着手前にその旨をお伝えします。
A. できます。この件では2名のうち1名が女性調査員でした。ご依頼者と同じ生活動線に入る場面があるためです。ご相談のときに、調査員の構成もご説明します。
A. 構いません。この件も、別れてから1年後に始まっています。時間が空いてから始まるケースは実際にあります。「もう終わったはず」と思っていた分、最初の数回を偶然として処理してしまうのが、むしろ普通です。
A. この件は約180,000円(行動調査3日間・夜間中心・調査員2名)でした。公表料金表では行動調査3日間が約100,000円〜300,000円、ストーカー対策調査が約50,000円〜200,000円です。日数・時間帯・調査員の人数で決まります。
最後に
この方は5か月、ひとりで耐えておられました。
警察にも行っています。何もしていなかったわけではありません。
足りなかったのは、「いつ・どこで・何があったか」という形だけでした。
いま同じところで止まっている方がいらしたら、まず警察で「どういう記録があれば動けますか」と聞いてきてください。それが分かれば、こちらで設計できます。その質問のしかたも、ご相談の電話口でお伝えできます。
新宿支店|ファミリー調査事務所
ストーカー・つきまとい・嫌がらせのご相談を承っています。新宿区全域に対応しています。
匿名でのご相談も可能です。その場での契約はお願いしていません。
匿名でのご相談も可能です/新宿エリア対応


相談員より
警察に行って「取り合ってもらえなかった」とおっしゃる方は、非常に多いです。ただ、断られたのではなく「いまの材料では動けない」という意味のことがほとんどです。何が足りないかを聞いて、そこを埋めれば話は進みます。この件も、まさにそうでした。