「彼女と付き合って半年です。彼女はもともと水商売をしていて、少し派手な人です。最近になって、以前に聞いていた話と食い違うことがありました。それを指摘したら『そんなことはない』と言い張るんです。これ以上本人に聞いても、ちゃんとした答えは返ってこない。だから調べることにしました。」

実際にいただいたご相談です。過去を知りたいのではなく、話が合わないことに引っかかっている。けれど本人に聞いても解決しないので、調べるしかないと思った。この順番でご相談に来られる方が、いちばん多いです。

このページでは、過去について何が確認できて、何が確認できないのか。そして「調べないほうがいいこと」は何かを書いています。上のご相談がその後どうなったかも、最後まで書きました。ご相談は無料です。

このような状況ではありませんか?

  • 以前に聞いた話と、最近の話が食い違っている
  • 指摘すると否定されるが、こちらの記憶のほうが確かだと思う
  • これ以上本人に聞いても、ちゃんとした答えは返ってこないと感じている
  • 相手の以前の仕事や経歴について、あいまいにされている
  • 過去そのものは受け入れるつもりだが、嘘をつかれるのは違うと思っている
  • 結婚を考えているが、このままでは踏み切れない

過去を調べれば、過去は出てきます

半分開いた古い箱に入った色あせた写真や紙の束

先に、身も蓋もないことを書きます。過去を調べれば、たいてい何かは出てきます。誰にでも、あまり人に言っていない時期はあるからです。

問題は、出てきた過去が、あなたが本当に知りたかったことに答えているとは限らないということです。

冒頭のご相談で言えば、知りたかったのは「なぜ話が食い違うのか」でした。過去の経歴が出てくれば、話したがらなかった理由の説明はつきます。けれど「今の話が本当かどうか」には、何も答えていません。ここを取り違えたまま調査に入ると、費用をかけて過去を掘り出して、そのぶん迷いが増えるだけになります。

ご相談のとき、当社が最初に確認するのはここです。「過去を知りたいのか、それとも今の説明が本当かを知りたいのか」。ほとんどの方は、少し考えてから後者だとおっしゃいます。そうであれば、調べる範囲はぐっと絞れて、費用も期間も下がります。

過去について確認できること・できないこと

確認できること

公開されている情報の範囲と、実際に人が動いて確かめられる範囲です。以前どこで働いていたか、いつ頃までその仕事をしていたかといったことは、手がかりがあれば確認できる場合があります。ただし年単位で古くなるほど、確認できる可能性は下がります。

確認できないこと

よく聞かれるもの実際
交際歴・元交際相手原則として確認できません。記録に残るものではないためです
借入や返済の記録取得できません。信用情報はご本人以外が照会できません
前科・犯罪歴調べられません。本人と限られた機関しか参照できない記録です
過去の通信やメッセージ取得できません。無断で中身を見ることは違法です
何年も前の細かい行動時間が経つほど確認は難しくなります。「いつ頃まで何をしていたか」の水準までです

また、出身地・本籍・家柄・国籍といった「生まれ」を判断材料にするための調査は、当社ではお受けしていません。差別につながるおそれのある調査だからです。詳しくは彼女の身辺調査では何が分かるのか|確認できる範囲と、確認できないことに書いています。

ご相談・お見積りは無料です

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調べないほうがいいこと

技術的に可能かどうかとは別に、調べても得るものが少ない、あるいは調べたことで自分が苦しくなるものがあります。ご相談の段階で、正直にお伝えしています。

おすすめしないもの

過去の交際関係を掘ること

ほとんど確認できないうえに、仮に何か分かっても、今の関係をどうするかの判断材料になりません。知ったあとで、忘れられなくなるほうが問題になります。

「以前どんな仕事をしていたか」だけを目的にすること

職歴が分かっても、それ自体は良し悪しではありません。判断材料になるのは、その話を今どう扱っているかのほうです。

相手を問い詰める材料を集めること

報告書を突きつけて話し合いになったケースを、当社は見たことがありません。集めるほど、話せなくなります。

「安心するため」だけの調査

何も出なければ安心できる、と思って始めると、たいてい別の不安が出てきます。何を確認したら終わりにするかを、先に決めてから始めてください。

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実際にあったご相談と、その結末

夜の繁華街の路地を離れた位置から見た風景

冒頭のご相談の続きです。結末まで書きます。読後感のいい話ではありませんが、実際に起きたことです。

ご相談の概要

ご依頼者

男性。交際期間は半年。結婚を考えている段階。

対象

27歳の女性。交際時点では水商売に勤務。

きっかけ

以前に聞いた話と食い違いがあった。指摘すると強く否定され、それ以上聞ける状態ではなくなった。

ご依頼の内容

本人に聞いても答えが返らないため、話と実際が合っているかを確認したい。

確認できたこと

まず、経歴について分かったことがあります。水商売に勤める前の時期はメンズエステで働いており、さらにその前にも同種の店に在籍していた形跡がありました。本人が話していなかった時期です。

ここだけを見れば、「過去を隠していた」という話になります。ですが、これはこのご相談の結論ではありませんでした。

本当の問題は、そこではありませんでした

経歴の確認をきっかけに範囲を広げたところ、過去の話ではなく、現在についても事実と異なる説明をしていることが分かりました。

ご依頼者が受け止めきれなかったのは、こちらのほうです。以前の仕事そのものではなく、今も嘘をつかれているという事実。報告をお渡ししたあと、ご依頼者はこうおっしゃいました。過去は過去として受け入れるつもりだった。けれど今も本当のことを言われていないのなら、この先を一緒に決めていける気がしない、と。

その後

ご依頼者は、結婚に踏み切れないままです。別れると決めたわけでもありません。相手を信じられるかどうかが分からなくなった、という状態で止まっています。

この事例を、以前の仕事を理由に別れた話として読まないでください。ご依頼者は経歴そのものを問題にしていません。躊躇しているのは、今この瞬間も事実と違う説明をされていることに対してです。当社としても、どんな仕事をしていたかで人を判断する立場は取りません。

本当に確かめるべきは「今」です

机の上に並んだ卓上カレンダーと開いた手帳

このご相談が示しているのは、はっきりしています。判断を変えたのは過去ではなく、今でした。

結婚を考えるときに効いてくるのは、相手が以前どんな仕事をしていたかではありません。これから一緒に決めごとをしていく相手として、本当のことを言ってくれるかどうかです。そしてそれは、過去を掘っても分かりません。今の説明と今の行動を突き合わせることでしか分かりません。

調べたくなること実際に判断材料になること
以前どんな仕事をしていたかその話を今どう扱っているか(聞かれたときに答えるか、避けるか)
過去に何人と付き合ったか今、他に会っている相手がいるかどうか
昔お金に困っていたか今の生活と収入の説明が合っているか
なぜ話が食い違うのか食い違っているのが過去の話だけなのか、今の話にも及んでいるのか

いちばん下の行が、この記事でお伝えしたいことです。食い違いが過去の話に限られているなら、言いにくかっただけの可能性が高い。今の話にも及んでいるなら、それは別の問題です。この線引きのために調べる、というのが正しい使い方です。

費用の目安

費用は、何を確認するかと何名で何日動くかで決まります。過去をさかのぼるほど手がかりが減り、日数が増えます。「今の説明と行動が合っているか」に絞ったほうが、短く安く済みます。

結婚を視野に入れた背景の確認では、調査員3名・3週間から1か月・29万円からお受けしています。実際にお受けしたご依頼は、29万円から80万円ほどの幅です。

費用が変わる要因内容
さかのぼる年数古いほど手がかりが減り、日数が増えます。ここがいちばん費用に効きます
確認する項目の数項目を絞るほど短く済みます
手元にある情報の量いつ・どこで・何を聞いたかが具体的なほど、動く日数が減ります
対象の生活パターン行動が規則的なほど短く済みます

ご相談前に、聞いた話を時系列で書き出しておいてください。いつ、どういう場面で、何と言っていたか。食い違いに気づいたのはいつか。これがあるだけで、確認すべき範囲がはっきりして費用が下がります。記憶で構いません。

料金の考え方は料金ページに、より広く背景を確認する場合は結婚前の信用調査のページにまとめています。

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結果が出たあと、どうするのか

食い違いが過去の話だけだった場合

言いにくかっただけ、というケースが実際にいちばん多いです。この場合、無理に問い詰める必要はありません。相手が話せるようになるのを待つ、という選択も十分に現実的です。

今の話にも食い違いがあった場合

ここは別の問題として扱ってください。過去を責めるのではなく、今のことを話せるかどうかが論点になります。どう切り出すかは一緒に考えます。報告書をそのままお見せするのは、おすすめしていません。

決められないまま、時間が経つ場合

冒頭のご相談のように、別れるとも続けるとも決められない状態になることがあります。これは失敗ではありません。判断材料がないまま結婚してしまうより、はるかにいい状態です。急いで結論を出す必要はありません。

当社が行うのは、事実の確認と記録までです。相手との交渉や、金銭に関する話のとりまとめは行いません。そうした段階になった場合は、弁護士へおつなぎします。

よくある質問

Q. 何年前まで、さかのぼれますか。

A. 一概には言えません。手がかりの量によります。古くなるほど確認できる可能性は下がり、費用は上がります。「いつ頃まで何をしていたか」の水準まで、とお考えください。

Q. 過去に水商売や風俗の仕事をしていたかどうかは分かりますか。

A. 手がかりがあれば確認できる場合があります。ただし、それが分かったところで判断材料になるとは限りません。当社は、どんな仕事をしていたかで人を評価する立場を取っていません。ご相談の際は「それが分かったら、どうされますか」を一度お聞きします。

Q. 元カレのことを調べてほしいのですが。

A. 過去の交際関係は、原則として確認できません。記録に残るものではないためです。現在、他に会っている相手がいるかどうかであれば確認できます。

Q. 本人に聞いても否定されます。嘘かどうか分かりますか。

A. 嘘かどうかを直接判定することはできません。できるのは、聞いている話と実際の行動を突き合わせて、合っているかどうかを見ることだけです。それでも十分に判断材料になります。

Q. 調べたことは相手に伝わりますか。

A. 知られないように進めます。ただし、結果を受けてご自身の態度が変われば、そこから伝わることはあります。

Q. 何も出なかった場合はどうなりますか。

A. 「確認できなかった」と報告します。出なかったことを、出たように書くことはしません。食い違いが過去の話だけだった、という結果もよくあります。

Q. 途中でやめられますか。

A. できます。その時点までの分で精算します。中間報告の段階で「ここまでで十分」と判断される方もいらっしゃいます。

Q. 相談だけしてもいいですか。

A. 構いません。お話を伺ったうえで「調べないほうがいいと思います」とお伝えすることもあります。

ご相談は無料です。まだ依頼を決めていない段階でも構いません。

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