「医者をしている」「弁護士だ」「会社を経営している」「〇〇大学を出た」。交際相手や結婚を考えている相手、お金の話を持ちかけてきた相手の肩書や経歴が、本当なのか。そんな不安を抱えてご相談に来られる方がいます。
経歴には、公の名簿や登記で誰でも確かめられるものと、本人の協力がなければ確かめられないものがあります。この違いを知っているだけで、ご自身で確かめられる範囲がぐっと広がります。
このページでは、経歴の種類ごとの確かめ方と、探偵が外から確かめられることを、新宿の探偵がご説明します。ご相談は無料です。

その肩書、本当ですか?資格や会社は誰でも確かめられ、卒業や職歴は本人の協力が要ることを示したアイキャッチ
経歴には、誰でも確かめられるものと、本人の協力が要るものがあります

このような状況ではありませんか?

  • 相手は医師・弁護士などの肩書を名乗るが、仕事の話をほとんどしない
  • 「会社を経営している」と言うが、会社名や事務所の場所を教えてくれない
  • 聞いていた出身大学や前の勤め先の話が、ときどき食い違う
  • 相手から出資や貸し付けの話を持ちかけられている
  • 平日の昼間にいつも連絡がつくのに、忙しい仕事だと言う

確かめられる経歴と、確かめにくい経歴

経歴を確かめるとき、最初に分けておきたいのは次の2つです。

経歴は、確かめ方で2つに分かれます

公の名簿・登記で確かめられるもの
弁護士などの国家資格の登録、会社の実在と役員、博士号の論文。名簿や登記が公開されているので、誰でも確かめられます
本人の協力が要るもの
卒業・在籍・職歴・年収。学校や会社は、本人以外の問い合わせには原則として答えません

前者は、ご自身で今日から確かめられます。後者は、本人に証明書を見せてもらえるかが分かれ目です。順番に見ていきます。

資格は、公の名簿で確かめられます

国家資格の多くは、登録の名簿が公開されています。

名乗っている肩書ごとに、確かめられる場所を整理した表
名乗っている肩書ごとに、確かめる場所が違います
  • 弁護士——日本弁護士連合会の弁護士検索で、現在登録されているすべての弁護士の基本情報(氏名、所属弁護士会、事務所など)を、誰でも見られます。名前が出てこなければ、少なくとも今は弁護士として登録されていません
  • 医師・歯科医師——厚生労働省の「医師等資格確認検索」があります。今の仕組みでは、氏名・生年月日・性別・医籍登録番号・登録年月日などを入れて、免許が本物かを確かめる形になっています。名前だけで探すのではなく、相手から免許の情報を見せてもらい、それが本物かを確かめる使い方です
  • 司法書士・税理士・行政書士など——それぞれの全国団体が、会員の検索を公開しています

「医師だ」と名乗る相手に、免許の情報を見せてほしいと頼むのは、気が引けるかもしれません。ただ、本当に医師であれば、困ることはないはずです。頼んだときの反応そのものが、判断の材料になります。

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会社と役員は、登記で確かめられます

「会社を経営している」「代表取締役だ」という話は、登記で確かめられます。

  • 会社が実在するか——国税庁の法人番号公表サイトで、会社名から、本店の所在地と法人番号を無料で調べられます
  • その人が役員か——法務局で登記事項証明書を取れば、代表者や取締役の名前が載っています。誰でも請求でき、手数料は窓口で1通600円です

会社が実在しても、本店の住所に行ってみたら、ただのマンションの一室やバーチャルオフィスだったということもあります。登記が本物でも、事業の中身があるかは別の話です。

海外で事業をしていると名乗る相手については、ドバイ在住の実業家を名乗る相手や海外の身辺調査もご覧ください。

卒業・在籍・職歴は、本人の協力が要ります

いちばん多いご相談が「本当にその大学を出ているのか」「本当にその会社にいたのか」です。ところが、ここは第三者には確かめにくい部分です。

経歴を「誰でも確かめられるもの」と「本人の協力が要るもの」に分けた図
卒業・在籍・職歴は、本人に証明書を見せてもらうのがいちばん確かです
  • 卒業証明書は、本人が学校に請求するものです。家族や交際相手が代わりに取ることはできません
  • 学校や会社に「この人は在籍していましたか」と問い合わせても、個人情報なので、原則として答えてもらえません
  • 例外が博士号です。博士の学位を受けた人は、原則として論文をインターネットで公表することになっています(2013年4月以降の学位。文部科学省)。「博士」を名乗るなら、論文が見つかるはずです

結局、卒業や職歴を確かめるいちばん確かな方法は、本人に卒業証明書や在籍の証明を見せてもらうことです。結婚を前にした話し合いなら、お互いに見せ合うという形にすれば、角も立ちにくくなります。

雇う予定の人であれば、本人の同意をとったうえで証明書の提出を求めるのが基本です。

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場面ごとの確かめ方

交際相手・結婚を考えている相手

肩書を偽る相手は、お金の話とセットになっていることが少なくありません。「医師だからすぐ返せる」「会社の資金繰りで一時的に」。お金を求められているなら、結婚詐欺かもしれないと思ったときをまずお読みください。家族や友人に会わせない、という場合は結婚を考えている相手が家族にも友人にも会わせない場合も参考になります。

出資や取引を持ちかけてきた相手

お金を出す前に、会社の登記、事務所の実態、本人の役職は必ず確かめてください。お店を一緒に出そうと誘われた場合は、出資する前に確認したいことで詳しくご説明しています。

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探偵が確かめられること

探偵が、学校や会社に在籍を問い合わせることはありません。答えてもらえないうえに、本人を装えば違法になるからです。私たちが確かめるのは、経歴の話と、今の暮らしが合っているかです。

言っている勤め先に通っているか

病院、事務所、会社に、本当に毎日出入りしているか。

会社や事務所に実体があるか

登記の住所に事務所があるか、人の出入りがあるか。

暮らしぶりが合っているか

話している仕事と、平日の過ごし方や住まいが釣り合っているか。

「医師だ」と言う人が、平日の昼間に一度も病院に行かない。「社長だ」と言う人の会社の住所に、事務所がない。こうした事実は、肩書が本当かどうかを判断する、いちばん確かな材料になります。報告書には、見た事実だけを、日時・場所・写真とともに書きます。

勤め先から住まいを確かめる手順は、勤務先しか分からない相手の住所を調べると同じです。

してはいけないこと

  • 本人を装って学校や会社に問い合わせる——なりすましにあたり、こちらが責任を問われます
  • 調べた結果を、周りに広める——事実であっても、名誉毀損やプライバシーの侵害になることがあります
  • 出身地や家柄を判断材料にする——当事務所はこうした調査をお受けしていません(探偵業法 第9条第1項)
  • 確かめる前にお金を渡す——肩書を偽る相手の多くは、確かめられる前にお金の話を急ぎます

過去の犯罪歴が気になる場合は、相手の前科を調べたいもご覧ください。

費用の目安

資格の名簿や登記は、ご自身で確かめられます。ここでは、勤め先や会社の実態、暮らしぶりを確かめる調査の費用をご説明します。おおむね次の3段に分かれます。

7〜8万円〜

調査手法によっては、この金額からお受けできます。言っている勤め先や事務所に通っているかを確かめる場合などです。

12万円前後

張り込み・尾行で、平日の過ごし方や出入りする場所を確かめる場合です。

18万円〜

結果まで確実に進めたい場合。勤め先・会社の実態・住まいを、調査員と日数を厚くして確かめ、弁護士に出せる形の報告書にまとめます。

まずは、ご自身で確かめられることがないかを一緒に整理します。名簿や登記で済むことに、調査費用をかける必要はありません。

依頼事例

相手の経歴や肩書を確かめたご依頼の事例は、準備ができ次第こちらに掲載します。

よくあるご質問

Q. 探偵なら、大学に卒業したかを問い合わせてもらえますか。A. できません。学校は本人以外の問い合わせには原則として答えませんし、本人を装って問い合わせれば違法です。本人に卒業証明書を見せてもらうのが、いちばん確かな方法です。
Q. 「医師だ」という相手の名前で検索しても、何も出てきません。A. 医師がネットに名前を出しているとは限りません。今の医師等資格確認検索は、氏名に加えて生年月日や医籍登録番号などを入れて免許の真偽を確かめる仕組みです。相手に免許の情報を見せてもらい、確かめる使い方になります。
Q. 会社の登記はあるのですが、本当に経営しているのでしょうか。A. 登記があっても、事業の中身があるかは別です。本店の住所に事務所があるか、人の出入りがあるかを確かめると、実態が見えてきます。
Q. 経歴を偽っていたことが分かったら、どうすればいいですか。A. お金を渡している場合は、早めに弁護士にご相談ください。まだ渡していなければ、これ以上お金を出さないことが何より大切です。結婚の話が進んでいる場合も、確かめた事実をもとに、落ち着いて話し合ってください。
Q. 調べていることが、相手に知られませんか。A. 相手に接触せず、外から確かめられる範囲で進めます。名簿や登記を見ても、相手に知らされることはありません。

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まとめ

このページのまとめ

  • 経歴は「誰でも確かめられるもの」と「本人の協力が要るもの」に分かれる
  • 弁護士は日弁連の弁護士検索で誰でも確かめられる。医師は免許の情報を見せてもらって確かめる
  • 会社は法人番号公表サイトと登記事項証明書で実在と役員を確かめられる
  • 卒業・在籍・職歴は、本人に証明書を見せてもらうのがいちばん確か。博士号は論文が公表される
  • 探偵が確かめるのは、言っている勤め先・会社の実態・暮らしぶり
  • 費用の目安は7〜8万円〜/12万円前後/18万円〜

肩書や経歴が気になるのは、その人を信じてよいか迷っているからだと思います。ご相談いただければ、ご自身で確かめられることと、調査で確かめることを分けて、最初にお伝えします。

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