朝のホノルルの街並みとコンドミニアム
ホノルル。伺っていた住まいとその周辺から見ました(画像はイメージです)

東京都にお住まいの50代の女性からのご相談です。お盆休みのころにお見えになりました。

ハワイホノルルとハナウマベイで確かめた事例

ご主人が、ハワイに長く滞在しておられました。お盆は毎年帰ってきていました。ところが、今回は帰りませんでした。そしてその後も、連絡の様子が変わったままでした。

ご相談の時点で、この方が分からなかったのは「無事なのかどうか」です。そこが分からないまま日が過ぎていました。

ホノルルとハナウマベイで10日間、確かめました。この記事では、どこまで見えて、どこから先は見えないのかを、はっきり書きます。そこがこの件のいちばん大事なところだからです。

この事例は、ご依頼者の同意をいただいて掲載しています。お名前・時期・場所など、ご本人が特定されうる部分は変えてあります。

このような状況ではありませんか?

  • 海外にいる家族と、連絡が取れなくなった
  • 毎年帰ってきていたのに、今年は帰ってこなかった
  • 連絡は来るが、返事の様子が明らかに変わった
  • 事故や病気なのか、それとも別の理由なのか分からない
  • 警察に届けるほどなのか、判断がつかない
  • まず無事かどうかだけでも知りたい

この調査の依頼事例

ご相談の内容

ご主人がハワイで長く暮らしておられること自体は、以前から決まっていたことでした。変わったのは、お盆です。

毎年、お盆には帰ってきていました。それが恒例になっていました。ところが今回は帰りませんでした。

そしてその後も、様子が変わったままでした。連絡が途切れる。来ても短い。話が続かない。

ご相談の場で、いちばん気にしておられたことです。

「どうして連絡が取れなくなったのか。何かあったのではないかと思うと、落ち着かないんです」

浮気かどうかを問い詰めたい、というお話ではありませんでした。この段階では、無事なのかどうかが分かっていませんでした。

この件は、順番が違いました

ご相談では、いつも「確かめたあと、どうされたいですか」を先に伺います。その答えで、調べる中身が変わるからです。

ですがこの件は、そこから始められませんでした。

理由は単純です。無事かどうかが分かっていない段階では、その先を決めようがないからです。事故や病気なのか、それとも本人の意思で連絡を絞っているのか。そこが分からないまま「どうしたいか」を決めていただくのは、順番が違います。

そこで、こう分けてお受けしました

  • まず「今、どうしておられるか」を確かめる——無事なのかどうか。どこで、どう暮らしておられるのか
  • そのご報告を見てから、次をお決めいただく——この時点では、先の話は決めません
  • 最初のご依頼には、それ以上を含めませんでした——含めないことを、着手の前にお伝えしています

これが、この件の設計を決めました。後で書きますが、「最初のご依頼に含めなかったこと」が、そのあと別のご依頼になりました。

警察に届けるという道について。

海外で家族と連絡が取れないとき、ご本人やご家族が現地の警察に届け出るという道はあります。また、在外公館にご相談いただける場合もあります。

ただし、それぞれにできることの範囲が決まっています。そして私どもがそれを代行することはありません。ご相談のときに、まずそちらを検討されたほうが早い場合は、そうお伝えしています。

ご相談・お見積りは無料です

0120-188-671

24時間受付|メールで相談する

ご相談の時点で、お手元にあったもの

ご夫婦ですので、手がかりはある程度そろっているほうでした。

お手元にあった材料

  • ご主人のお名前と連絡先——出発点になりました
  • ホノルルで住んでおられると聞いていた場所——範囲を絞る材料になりました
  • 滞在の目的として聞いていた話——実際と突き合わせる材料になりました
  • これまでの帰国のしかた——お盆に毎年帰ってきていたという事実そのものが、いちばん大きな材料でした

なかったもの

  • 今も同じ場所におられるかどうかの裏づけ——聞いている住まいが、今も有効なのかは確かめようがありませんでした
  • 日々の生活がどうなっているかを示すもの——短いやり取りだけが、向こうの様子を知る手段でした

ご提案した進め方

実際の体制

  • 日数——10日間
  • 場所——ホノルル(伺っていた住まいとその周辺)と、ハナウマベイ(途中から加わりました)
  • 時間帯——朝、日中、夕方から夜。時間帯を限定しませんでした
  • 体制——日本人の調査責任者が現地に入り、こちらの指揮で動いています
  • 通訳——なし(この件では不要でした)
  • 日本側——先に、奥さまが聞いておられた話を項目ごとに並べました

時間帯を絞らなかったのには理由があります。この件は「その場面を押さえる」ご依頼ではありませんでした。無事かどうかと、日々どう過ごしておられるかを確かめるご依頼です。ですので、一日のどの時間も見る必要がありました。

場所が2つになったのは、途中からです。

最初はホノルルだけで動いていました。そこから、ハナウマベイのほうへ範囲が広がりました。

海外の調査では、これがよく起きます。最初に伺った場所が、その方の生活の全部ではないということです。

確かめられたこと

ご報告した内容です。断定できることだけを並べます。

確認できたこと

  • ご主人はお元気でした。事故や病気ではありませんでした。ご相談の時点でいちばん知りたかったことは、ここで答えが出ました
  • ホノルルの、どの建物で暮らしておられるか
  • 一日の過ごし方——朝から夜までの動き
  • ハナウマベイのほうへ行かれる日があること
  • 一人で過ごしておられるわけではないこと

「無事だった」という一行が、この件でいちばん大きいご報告でした。そこが分かるまで、奥さまは事故や病気のことも考えておられました。

オアフ島の海沿いの住宅地
ハナウマベイのほうは住宅のある一帯です。お宅に入られたあとのことは書けません(画像はイメージです)

ご相談・お見積りは無料です

0120-188-671

24時間受付|メールで相談する

どこまで見えて、どこから先は見えないのか

ここがこの記事の中心です。ほかの探偵のページにはほとんど書かれていないと思いますが、実務ではここが結果を決めます。

この件で、見えた線はここです

  • ホノルル——コンドミニアムの出入りまでです。建物に入ってからのことは分かりません
  • ハナウマベイ——どこかのお宅に入っていかれた、というところまでです。その先は分かりません

「出入りを確かめた」と「中を確かめた」は、まったく別のことです。ここを混ぜて書くわけにはいきません。

ホノルルはコンドミニアムの多い街です。建物の中は私有の領域です。ですので、報告書に書けるのは「いつ入って、いつ出たか」「誰と入って、誰と出たか」までになります。

ハナウマベイのほうは住宅のある一帯です。こちらも同じで、お宅に入られたあとのことは書けません。

これは「調査が足りなかった」という話ではありません。

建物の中は、日数を増やしても見えません。そこが最初から決まっている線です。だから着手の前に、この線をお伝えします。

「出入りまでのご報告で、ご依頼者が判断できるかどうか」——これを先に確かめてからお受けしています。

確かめられなかったこと

理由は3つに分かれます。

なぜ分からなかったのか

  • 建物の中で何があったか——性質上、見えません。上に書いたとおりです。日数の問題ではありません
  • ハナウマベイのほうの詳しいこと——10日間の中では分かりませんでした。帰国してから、あらためて分かった部分があります。当初の10日間のご報告には入っていません。ここは分けてお出ししました
  • 一緒におられた女性のこと——最初のご依頼には含めていませんでした。この件は「無事かどうかと、今どう暮らしておられるか」を確かめるご依頼でした。ですので、ご報告では「一人で過ごしておられるわけではない」までにとどめています

3つ目について、少し書かせてください。

ご報告のあと、奥さまから「その方のことを確かめたい」というお話が出ました。これは別のご依頼としてお受けしています。最初のご依頼の延長ではありません。

そしてその場合にお受けできる範囲にも、線があります。「聞いていた話が本当かどうか」までです。お相手の出身地・本籍・家柄・国籍・ご親族の系譜を判断の材料にするための調査は、事情がどうあれお受けしません(探偵業法第9条第1項)。この線引きについては別の事例に詳しく書いています。

ご相談・お見積りは無料です

0120-188-671

24時間受付|メールで相談する

かかった日数と、実際の金額

この件でかかった金額

  • 調査——10日間・ホノルルとハナウマベイ 2,300,000円
  • 渡航費・現地での滞在費・諸経費——実費
  • 通訳——なし
  • 報告書——料金に含みます
  • 合計——2,300,000円+実費

金額を決めたのは、日数と、見る場所の数です。

この件は途中から場所が2つになりました。ホノルルとハナウマベイは、同じオアフ島でも離れています。移動が入ると、一日に見られる量が変わります。ここが海外の調査で見積もりが動く理由のひとつです。

ハワイでの費用の考え方はハワイでの調査にかかる費用にまとめています。

テーブルの上の報告書と眼鏡
ご報告では、確かめられたこと・出入りまでしか見えていないこと・10日間では分からなかったことを分けてお出ししました(画像はイメージです)

ご報告のあと

ご報告では、3つを分けてお出ししました。

分けてお出ししたもの

  • 確かめられたこと——お元気であること、暮らしの状況、一日の動き
  • 出入りまでしか見えていないこと——建物の中のことは書いていません
  • 10日間の中では分からなかったこと——帰国後に分かった部分は、別にしてお出ししました

ひとつだけ、書かせていただいてよいとおっしゃったことがあります。

「心の不安が解消されました」

ご相談のときに「何かあったのではないかと思うと落ち着かない」とおっしゃっていた方の言葉です。

そのうえで、ご自分でこの先をどうするかを決められました。内容はご本人のことですので、ここには書きません。

同じようなご相談をお考えの方へ

この件でお伝えできること

  • 無事かどうかが分からない段階なら、そこだけを先に確かめる形でお受けできます。「確かめたあとどうするか」は、そのご報告を見てから決めていただけます。この件はその順番でお受けしました
  • 建物の中は、日数を増やしても見えません。コンドミニアムでもお宅でも同じです。報告書に書けるのは出入りまで。そこでご判断できるかどうかを、着手の前に必ず確かめます
  • 最初に伺った場所が、その方の生活の全部ではありません。この件も途中で場所が2つになりました。見積もりが動くのは、たいていここです
  • 「毎年していたことを、今年はしなかった」は大きな材料です。この件はお盆の帰国でした。証拠が何もなくても、そこから始められます
  • 現地の警察や在外公館に相談されたほうが早い場合もあります。それをお伝えするのも、私どもの仕事のうちだと思っています

お受けできないご依頼

  • 相手の方の出身地・本籍・家柄・国籍・ご親族の系譜を、判断の材料にするための調査(探偵業法第9条第1項。情報だけをお渡しする形も同じ扱いです)
  • 相手の方に危害を加える目的、待ち伏せや接触を目的としたご依頼
  • 建物の中の様子を確かめるご依頼(上に書いたとおり、お受けできません)
  • 相手方との交渉や、話し合いの代行(これは探偵の業務ではありません)
  • 調べられる側の健康に関わること

ご相談は無料です

ハワイでの進め方はハワイでの調査に、ハワイで人を探す場合はハワイでの人探しにまとめています。ハワイでの素行調査はこちらです。

ほかの事例と、事例の読み方についてはこれまでの調査事例をご覧ください。

サービスの内容は浮気調査のページにございます。

海外にいらっしゃる日本国籍の方については、外務省の所在調査という制度もあります。使える条件は海外で人を探すとき|外務省の所在調査が使える人・使えない人にまとめています。

国ごとのまとめもあります。アジアは韓国/中国/台湾/タイ/フィリピン/シンガポール/ミャンマー。北米・中東・ハワイはアメリカ/ニューヨーク/ドバイ。全体の見取り図は海外での調査は何ができるのか|7つの型と、国別にできることをご覧ください。

\ 最新情報をチェック /